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Remember11 -the age of infinity-



ワタシを殺す、記憶の迷路



※ 以下は、Remember11の真髄に気付きもしないで、叩いたりしちゃってる恥ずかしい文章です。
  真髄を理解したあと(考察サイトさん頼りだったんですけど)の感想は、末尾にあります。


巷で話題のRemember11です。

前々作、前作の出来からかなりの期待がかかっていたRemember11。
僕もその一人でかなり期待しておりました。


感想の前に少し愚痴をば。

僕は基本的に予約はしない人なので、発売日当日買いに行きました。

・・・売ってねえYO!!


売ってない。
売ってない。
売り切れ。
売り切れ。

地元8店程回った結果、置いてない5店、売り切れ3店でした。
久しぶりにゲームを探し回るという行為をしましたよ・・・。

・・・そして発売より1週間。
もはや半分諦めかけた僕はRemember11がどんな評価を受けてるのかなと思い、
ネットサーフィン。もちろんネタバレ厳禁で。

・・・激低。


散々な評価でした。
あの場所だけならまだしも、レビューサイトさんとかでも、同じ評価。

で、まあここまで低いと逆にやってみたくなるのが人情。
再度Remember11探しの旅に。なんと運良く初回限定版をゲットできました!!
・・・通常版パッケージを持ってったら初回版が出てきたので買っただけですけどね。



で、感想です。

面白い!!

はっきりいって面白いですよ!!

シナリオの作りこみはEver17以上といっても過言ではないです。
ダレる展開は無し。常に緊迫感、あるいは恐怖感が付きまとい、飽きさせません。
キャラデザ、音楽ともに良好。文句はありません。

・・・と、ここまで良作、名作の匂いをプンプンと醸し出しながら、
何故これほどまでの酷評を受けなければならなかったのか?
それを語るにはネタバレせざるを得ません。

というわけで。

以下壮絶なるネタバレですので、少しでもプレイする可能性がある人は
絶対に見てはいけません。

でわ、Let'sネタバレ。
ちなみにEver17のネタバレも存在する可能性がありますのでご注意をば。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓









































ココ編がないEver17に意味はあるんでしょうか・・・?





とりあえず、順にいきましょうか。

ココロ編を終えた時の予想が、

人格交換ではなく、空間交換である。
第3の人格が存在する。


だったんですよね。
ここらへんは当たってました。

いや、根拠なんてなかったんですけどね、

ただ最初から人格交換人格交換といってたので、
Ever17の騙しっぷりを考えたら「人格交換と思わせようとしている」
と、見れますね。
悟やこころの意識だけが飛ぶという人格交換を逆に考えると、
悟やこころの意識以外が飛ぶ。
つまり空間交換。・・・ぶっ飛びすぎ?

第3の人格については、ココロ編だけではまだ半信半疑だったんですが、
悟編を進めるうちに確信してきました。
お互いの行動が繋がっていなかったんですよね。
榎本(真・悠木堂)を殺したのは誰なのか?
カンパンを食べてしまったのは誰なのか?

ゆにが榎本殺害について、たしかに「悟」が殺したといったこと、
カンパンは腹持ちから確実に「こころ」が食べてしまったこと。
さらに、最初の転移のときの黄泉木が言った発作などなど。

以上のことから考えて第3人格の存在を感じずにはいられませんでした。
ただ、空間交換が3点で起きていることに気づかなかったのはバカでしたね〜(笑)

人格交換(実際には空間交換)が起こっていたのが、3人の人物の間だったのならば、
空間交換も3点の間で行われている、というのは自然な考えなはずなのに。

まあ、僕は2人の人格交換の間に割り込む形で第3者が故意的に介入していると思ってたからなんですけどね〜。
ちなみに第3人格は途中まで犬伏景子の人格だと思っていました。(なんでやねん)
穂鳥の肉体が死んでしまい行き場を亡くした犬伏景子の精神が・・・みたいな。

あれが、「殺意」ではなく「無邪気」なだけだったとは・・・。いやはや。


で、残った謎ですが、

まずは、根本的な理由ですね。

なんのための実験だったのか?
何故悟とこころ(犬伏景子と穂鳥はイレギュラー?)の意識だけが残留したのか?
そして何故榎本と悠木堂悟は人格交換(記憶移植?)していたのか?

冒頭、悟を時計台から突き落としたのは?
”アイツ”とは一体?


といった感じで、さあ、解答編の幕開けだ!!というところでサトル編終了。

というかゲーム終了。




・・・これって完全版って出るんでしょうか。
プレイヤーの脳内補完とか済むシロモノではない気がしますし。

例えるならマブラヴですよ。
明らかな説明不足。
というか、未完成か。



未完の作品に総評もないですが、一応。

シナリオの作りこみ、そして前作のネックだった
ダレる展開、緊迫感の欠如。
そこにおいては良好でした。

ただ、時空間転移の原理と方法がものすごい力技。
前作Ever17は複雑な構成ながらも、ユーザーが理解しやすくなるような
配慮がなされていたと思うんですが、今作はなあ・・・。
専門用語の羅列と、説明の省略。
大体、時を歪めるってなんですか?
そこについてはノーコメントですし。

トリックそのものについてはEver17と同等ぐらいの意外性はあったのではないでしょうか?






・・・とここまで書いてきてふと思ったんですが、
仮に完結編がサトル編のあとにあったとして、
残った謎が解けるにしても、不満足に終わりますよね。
「人格交換が実は空間交換だった」という衝撃の事実は、すでに明らかになっていますし、
Ever17でいうならば、ココ編のトリックだけ明かされている状態。
この状態で、何故こんなことをする必要があったのか?とか明かされても感動も衝撃もないと思います。

やはりここでもう一つか二つ、衝撃の事実が欲しいところ。
例えば「人格交換が実は空間交換だった」と思わせていたとか。
つまり実際にはやっぱり人格交換だった、と。
もしくは、その人格交換すら起こっていなかったとか。

いったん信じたモノが覆され、それをさらに覆されたら、そりゃ衝撃ですよね?

ここまですればEver17を超えるといっても嘘になりませんし(笑)

なんかこう考えると、時空間転移装置の説明不足もつじつま合うような気がしてきた・・・。
「詳しい説明は省略する」とかも省略するんじゃなくて、出来なかったんじゃないだろうか。
そんなものは存在しないのだから、説明も出来るわけがない。
プロトタイプの装置も、あの程度のことなら手品的なことでどうとでも出来ますし。

まあ、矛盾点はたくさん出てきちゃいますけど(空間交換していないのなら、赤岳山の外が、海だったのは何故かとかetcetc,,,)
そこについてはノーコメント、というかKIDにおまかせということでどうか一つ。(オイ

InfinityからNever7を出したKIDですし、ありえない話じゃないと思うんですが・・・。
とりあえず、完結編が出ることを信じて待ってみようかな的な考えにはなれました。

っていうか、頼むから出してくれ。







2004年10月。

プレイより半年も立った現在。
ふと、何かの拍子に見かけたRemember11の評価。
あの頃とは打って変わっての高評価。
一体何が?
もはや、Remember11の存在すらも忘れかけていた僕でしたが、
流石に気になりました。


・・・そして数日後。



KIDさん・・いや、KID様ごめんなさい。

いやマジで謝ります。
この作品はとんでもねえ。
とんでもねえっす。

ホントに今頃、ようやく真相・・というか真髄に辿り着けました。
もちろん自力・・・ではなく、考察サイトさん頼りだったのが悔しいですが。

EVER17・・・たしかに超えたっていってもいいかもしれません。
マジですごい。


詳細はもう恐れ多くて書けやしませんが、
この作品は、もおそりゃあ見事に「完結」しています。
それが、ハッピーエンドかどうかは、解釈次第ですが、
サトル編のエピローグ。
犬伏景子が赤ん坊を海に投げ捨てようとするシーン。
あの場面にて、「ユウキドウ計画」は完遂。
全ては収束されていく。


ただ、スゴイって意味じゃ、EVER17を上回るかもしれませんが・・・。
またまた、ものすごく人に薦めにくい作品でw
今回はそういう意味でもEVER17を超えてます。

たしかにピースは作品内に全て揃っています。
しかし、それを組み合わせて、一つにまとめることが出来る人は、 相当このゲームをやり込み、なおかつクリエイターを信じている人だけと思います。

・・・正直自分には敷居が高い作品だったかも知れません。
なんというか作品のレベルにユーザー側がついていけてない感じです。

このシナリオ作った人、当初の酷評聞いて、
メチャメチャ凹んだでしょうね・・・。
これだけのもの作っておきながらですからね。