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パンドラの夢




ぱじゃまソフトからパンドラの夢です。

この作品は、Never7や、Cross†Channel、腐り姫などのような
一週間ループものです。
ループ現象の知覚や、原因などをみても、
なかなか独特な設定を持っています。

OPから前半部分を見ると、シリアスなところなんて
微塵も感じさせずハイテンションコメディーちっくな感じです。
それと、後半ループ部分の鬱さのギャップはある意味すごいですw



システム的にも独特で、会話は殆ど漫画の吹き出しに縦書きで進められます。
細かいところの演出(効果音や、効果線とか)も、ハイテンションな感じで斬新でしたね。
デフォルメ化した立ち絵や、イベントCGなども良かったです。



音楽は、オリジナル曲に加えてクラシック曲を結構多く使っています。
前半部分から考えてどー見てもクラシックが合う作風ではない・・・
と思ったら大間違い。

非常に効果的に使われていて、全く違和感がないどころか、
感動度を倍加させてくれます。
選曲センスも含めて、音楽面では結構高評価。



グラフィックについてですが・・・
キャラについては、正直一歩引いてしまう人が多いのは否めないかと。
ロリ+プニど真ん中の絵柄で、少しだけ引いてしまいました。
まあ、いつもの通りすぐ慣れましたが、他人に薦めにくい絵柄ではありますね。。。



お話としては、各ヒロインのトラウマ的なものを
解消していくことで進んでいき、最後にループ現象の謎が解き明かされる、
というような流れになっています。


「夢織り」という少々ファンタジックな設定による、
ループ現象は、ちょっと分かり難かったように思えますが、
よく出来ていました。

各ヒロイン毎のシナリオは、どれも王道的なモノが多かったですが、
それぞれ、感動シーンはありましたね〜。



蘭は闘病もの。先輩はDIDもの。陽詩美は・・・幽霊もの?
と、泣ける設定盛りだくさんですw
僕は同じような設定の作品をプレイしてきたせいもあってか、
それほどには泣きませんでしたが、耐性無い人にとっては泣きコンボでしょう。

蘭シナリオはキャラも含めてお気に入りでした。
蘭だけは、エピローグ後にフォローが欲しかったところです。。。
「生きる」ことについては、あれで解決したとしても、
家族とのわだかまりは解けてないと思うので。。




で、各ヒロインのシナリオを終えると、スウとの
長い、とてつもなく長〜いループ生活が待っています。


ここはかなり意表を付かれました。
まさかバッテリー起動時間・4000日設定が、
ここで関係してくるとは、予想外でした。



ここまで長いループ現象を描写した作品は、僕がプレイした中では無かったですね。
スウが喋れなくなり、だんだん言語能力も会話能力が衰えていく主人公。
もう悲壮感が漂いっぱなしで、鬱シナリオといって差し支えないかとw

ループ現象には納得いったんですが、ラストはもう少しフォローが欲しかったですね。
スウスキーにとってはかなり鬱になるシナリオだったのではないでしょうか。
結局この作品は、全て合わせて一つの長いシナリオですので、
その長いシナリオの締めが後味良くないのはどうかと思いました。



とはいえ、トータル的に見ると、殆ど文句のない仕上がりで、
かなりの良作だと思いました。
やり終わった後、寂しい気持ちになりますけどね。。。