機神飛翔デモンベイン









燃えゲーメーカーニトロプラスより、
名作・斬魔大聖デモンベインの続編、機神飛翔デモンベインです。

こちらは、シナリオの鋼屋さん曰く、劇場版デモンベイン。
内容はたしかにその通り、続編というよりは、
ファンディスク・お祭りディスクって感じでしたね。
そういう訳でも、プレイ時間自体は短いです。

しかし作中における燃え・笑いの点では、前作に引けをとらない程だったと思います。

というわけで、感想です。



グラフィック。
キャラデザは同じ人ですが、流石に前作が発売されてからかれこれ数年。
塵骸魔京なども経て、絵柄がかなり変わってきています。というより安定?
少し丸っこくなった感じですが、総じてレベルが高いです。
少し頭身が上がった気もしますが、今の絵柄の方が好きですねえ。

3Dグラフィックも健在。
正直、賞味7時間程度の一本道ゲームには勿体無いぐらいのCG量です。





音楽。
こちらは前作の使いまわしは結構多かったですが、
元々好きなんで問題無し。(ぉ
新曲・挿入歌などのボーカル曲はいいですねえ〜。

あとは豪華声優陣による音声。
今回は若本氏の出番も多くw
もう、エロゲ(これはR15ですが)で、ここまでの
豪華キャストはないんじゃないかって程豪華です。
つーかここで予算使い果たしてないか?ニトロプラス・・・。




んで、ACTパート。
むう〜ここは賛否両論だとは思いますが・・・。

個人的にはまあ、こんなもんだろう、とw
スペック的には結構キツイものがあったのですが、
多少の反応の悪さ以外は問題なかったですし、
なによりデモンベインを動かせるってのが、
これがたまらんのですよっ!

遠くから、クトゥグアしか撃たなかった僕は、
搭乗者失格ですか・・そうですか・・・。
ティベリウスが一番強かったですね、何故か。
眼中にねえんだよっとか息巻いてたのに・・・w

後はカメラワークをなんとかしてくれれば・・・。
TrueEndコマンドの厳しさもついでになんとか。






ではでは、シナリオの感想。

基本的には、前作、全ルート、新キャラ、
オールキャストでのお祭りファンディスクといったところ。

一番の肝である、九朔の正体については・・・まあ、予想通り。

あからさまなエディプスコンプレックスがあるのと、九朔という名前。
これでわからいでかって感じではありましたがw
アナザーブラッドはてっきり双子の片割れかと思ってたんですが・・・、
ん〜あながち間違いでもなかったか?w


しかし全体通しても、やはり燃え!この一言に尽きる。
デモンベイン復活の経緯も良かったですし(主にウェストがw)
何よりもアイオーン&アズラッド登場が熱すぎるっ!

アズラッドの置鮎氏はハマリ役でしたねえ・・。
外伝まだ読んでないんですけどね。。。w
雰囲気は伝わってきました。
まあデモベの声優で合ってない人って皆無ですからねえ。

あとはダディ&ハヅキもイイネ!
意外と最後まで活躍してくれて大満足w
もっと活躍が見たいところですねえ。
この機神飛翔で役目を終えるには勿体無い。


シナリオ的には結局黒幕一緒かよっ!ってな
ツッコミもあるわけですけど、もういいんですよそんなのは。

デモベに求めているのは、極限までの燃え、
荒唐無稽な御伽噺なわけですから。今作で、それを再認識しました。

TrueEndも苦労しただけ(本当に)のことはあり、
九朔に取ってはハッピーエンドといってもいい、シナリオでした。
まさか旧神ENDの九朗とアルが出てくるとは。
つかあの九朗男前過ぎですw

でも、九朗とアル、そして九朔二人の、
4人組みの活躍ももっと見てみたかった感じもしますけどね〜。





総評。

前作(出来れば外伝も)プレイ必死のファンディスク的内容ですが、
とりあえずプレイして損は無し。
ACT部分に関しては、もう少し作りこんだら、
これメインのゲームを出してもいいんじゃないかというぐらいの出来でした。

というわけで良作認定。
惜しむらくはプレイ時間が短いことのみかっ?