ひぐらしのなく頃に解




巷で流行りの同人ゲーム、ひぐらしのなく頃にの解答編です。

目明し編がついに発売されました。
今回は双子の妹・詩音が名探偵になって主人公!ということですが・・・
とりあえず一言言わせてもらえれば。。。

どこらへんが名探偵じゃあーーー!!

と。

嘘ばっかですよ。ジャンプの柱予告並に嘘ばっかですよ。

しかし、面白かったのは事実。
ここを見てる人は基本的にネタバレOKな人だと思うので、全開でいきます。


この目明し編は、本編・綿流し編の解答ともいえる内容で、
1年前の57年、沙都子の兄、北条悟史の失踪事件から語られ、
58年の大量殺人事件の全貌が、詩音の視点で、進められます。
まさか詩音があそこまで壊れていってしまうとは思いもしませんでした。

考えていたのは、詩音が犯人というところまではいくつかの推論のなかで、あったのですが、
それだと最後に、牢獄に囚われていたのは魅音ということになるんですよね。
となると口裏を合わせた共犯か、脅されていたかのどちらかで、
魅音が詩音を「お姉」と呼んでいたのかと思っていたのですが、
あれが二人にとっては真実そのものだったとは。。。思いもしなかったですね。

結局 ゲーム中での詩音は =真魅音=刺青無 で、ゲーム中の魅音は =真詩音=刺青有だったわけですね。
子供の頃に、刺青を入れる際、入れ替わっていたため、その日から、魅音は詩音に、詩音は魅音になり、
そのように扱われてきたわけです。

一応、ゲーム中での詩音(=真魅音)は詩音と呼称します。

むふう・・・なんとも切ない話ですよ。
もちろん詩音がやったことについては、許せるわけないですけど。
もうホントに痛い。痛すぎ。
詩音がけじめをつけさせられるとこなんか目を背けたくなりましたし、
壊れていく詩音を見るのも辛かったです。

57年において、詩音が沙都子を憎んでいたことが分かってから、
かなーり嫌な予感がしていたんですが、ここまで壊れてしまうとは。。。
祟殺し編の圭一もびっくりですよ。

それとは逆に魅音はすごく可愛いキャラになっちゃいましたね。
いいところしか描写されなかったようなw
結論的に詩音=悪い子、魅音=いい子みたいな雰囲気になってしまって、
ちょっと納得いかなかったりする訳ですが。


さて、「解」と称されるこの目明し編ですが、
結局肝心な謎は全く解けていません。

綿流し編の犯人は詩音。
北条悟史失踪については、園崎は関与していない?
というか園崎による、オヤシロ様システムは、実はブラフ?
で、園崎おりょうは、実はいい人?(フリをしていただけ)
梨花ちゃまスーパーモード?+注射器は梨花ちゃま派の作成物?

などなど、殆ど非確定情報だったりしますけど、いろいろと判明したことはあります。
が、新たな謎が増え、謎は深まるばかり・・・。


魅音が実はいい子だったというこの話、
ということは部活メンバーに悪い子はいないという結論でいいのでしょうか。

しかし、どう見ても一番怪しいレナについては、情報不足。
つーかレナはなんとなく詩音と魅音の入れ替わりを見破っていたきらいがあるので、
そうなると最後は詩音に圭一を殺害させようとしていたとしか・・・。
梨花のスーパーモードもよくわかりませんし、めっさ怪しい。
沙都子は沙都子で、北条叔父が死んだのに生きてるとか、謎な言動を吐いてたりしますが。。。
大体今回の目明し編で、あんなに強いところを見せたのに、叔父がきたせいで、あんなに
ボロボロになってしまうのは何故??みたいなところありますが。
個人的には泣き叫びながらも、強いところを見せて欲しかったです。
あまりに凛としすぎてて、リアリティが欠如。。。
あれじゃー爪でひぃひぃ言ってた詩音が情けなく見られちゃうだけかと。
あれぐらい怖がったり、泣け叫んだりするのは至極当然だと思いますし。

なんか悟史は生きてるような気がしてきました。
祟殺し編って、たしか沙都子だけ生き残ってました(だったような?)

ひょっとして、悟史が大災害を引き起こしたなんてのも・・・。

とりあえず、次の解答編に期待ですw(ぉ