ひぐらしのなく頃に




巷で流行りの同人ゲーム、ひぐらしのなく頃にです。

ジャンルは・・・サスペンスホラー推理モノ、ですね。

「ひぐらしのなく頃に」は鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編、暇潰し編と
計4種類のシナリオが、現在存在しています。

これらは、推理小説でいう事件編で、解答編はまだ発売されていません。
このゲームは、解答編はまずは明かされず、真実はどうだったのかということを
プレイした人がお互いに論議し、推理していくという新しいスタイルを目指したゲームです。
これはもし成功すれば、すごい反響になるでしょうね〜。


CGはシナリオライターさんの竜騎士07さんが自ら書いているそうです。
異様に手がデカかったり、イベントCGは皆無だったりと、
欠点はありますが、時々の表情などは、ハッとさせられることも多々。
特に、最初の鬼隠し編のレナの「嘘だっ!!」にはビビリましたしw


音楽は、版権フリーの曲を使用されているみたいですが、
どれも、雰囲気にあった曲で、なかなかの選曲。




で、シナリオですが・・・。
とりあえず、すごい、です。


荒削りな感じはありますけど、
どんどん先を読みたくなるそのテキストは、秀逸。

読んでいて、「やべーこれ面白いわ〜」と感じるシナリオでした。
ホラー的要素があるのも一つのポイントで、もードキドキもんです。

一見平和な田舎村・雛見沢の表と裏。
主人公に隠し事をするヒロイン達。


どのシナリオも最初はほのぼの、終盤ズドーン!と落とす形で、
もう、目が離せません。

この面白さと怖さはSFCの名作「かまいたちの夜」に通ずるものがあります。
そういえば、作者さんもかまいたち好きだとか聞いたような・・・。
納得ですね。


で、総評なんですが・・・。
最初に言ったように、このゲーム、まだ完結していません。
ってゆーか、今が旬。
全ての「問題」が提示され、「解答」がまだ明かされていないこの状況こそが、
ひぐらしのなく頃にを一番楽しめる時でしょうね〜。

犯人は誰なのか?
人間なのか?オヤシロ様の祟りなのか?
何の目的だったのか?
復讐?愉快犯?

と、推理するのが面白いゲームなんですけど・・・。
僕はもう諦めました(ヲイ


推理小説とかをあまり読む性質ではないというのもありますが、
・・・難しすぎるんだYO!
どう考えても矛盾が出てくるんですよね〜。
僕には逆転裁判ぐらいが限界ですw

正直、神懸り的な力や、超能力を取り入れれば、矛盾なんて無くなりますけど、
個人的には、人間犯人説は否定したくないです。
この物語を、オカルト関係一切無しで、収束出来たら
ホントに名作でしょうね、マジで。
それほどに謎が残り、不可思議な現象が起きています。

今のままでも名作ですけど、解答編によって、超名作か、良作か、
変わってくると思います。。。

ま、どちらにせよめっさ楽しみではあるんですけどね〜。