CLANNAD最終感想

プレイ日記では、ただダラダラと
ゲーム中のセリフを抜粋しただけな感が強いので、
プレイ日記とは別に感想です。

音楽

相変わらず安定して聞けます。
特にOPテーマのメグメル。
そして「渚」。
そのボーカルバージョン、ちいさなてのひら。

この3曲は最高。
聞くだけで泣けてきます。

ただ、AIRの時ほどのインパクトはなかった気がします。
BGMとしての出来なら文句無しですが・・・。
というかAIRと比較するのは酷というものですね。
個人的にはKanon以上AIR以下といったところでしょうか。


グラフィック

OPムービーはすごく綺麗で、
作りもいい感じですね。
OPテーマがいいのがポイント高し、です。

各キャラのCGはまあ、良くも悪くもいたるさんの絵です。
ただ、段々一般受けしやすい絵柄に変わってきた感はあります。
時々の微妙な表情を出すのは流石にうまいです。

ただ、膨大なプレイ時間の割に、
イベントCGが少ないのが不満点。

立ち絵も微妙に少ない気もしました。
イベントCG、立ち絵共に、あのプレイ時間なら倍ぐらい欲しいところです。


では、肝心のシナリオについて。

まずは学園編の各シナリオ。

プレイ順です。


渚シナリオ

ここについてはAFTE STORYも含めて、
一つのシナリオと言えると思うので、
単体では評価しにくい部分があるのですが・・・。

朋也と渚が恋人同士になる過程はすごく良かったと思います。
いつのまにか、互いを支える関係になっていた二人。

合唱部のために、演劇部を再建することを諦める渚。
その渚を抱きしめて、きっと、自分はずっとこうしたかったんだ、と気づく朋也。

なかなか綺麗な、それでいて自然な成り行きだったように思えました。

あとは、創立者祭での演劇部分。
泣き出してしまう渚に対しての、秋生の言葉。
このあたりは涙腺を刺激されました〜。


杏シナリオ

藤林姉妹シナリオと言ったほうがいいのかも知れませんが。

双子の姉妹から好かれて、三角関係〜?なシナリオです。
杏、椋ともにキャラの魅力が出ていて良かったですね。
もっとドロドロした展開になるかと思ったんですが、
まあ、君望みたいなのは一回でいいか・・・。

杏はいいキャラです〜。
ヒロインの中では個人的に一番好きかも。

お気に入りシーンとセリフとしては、
杏が噂を無くすために春原に迫るシーンと、その後の春原のセリフ。

心が安まるのと心が痛むの、どっちが「好き」って気持ちのもたらした感情なんだろうね。

普段ヘタレなのにたまにこういうこと言うからこいつはぁ〜!
ああ〜もう、春原最高ー!!

ただ、「泣き」としての力は特にないかな?
雨の日の杏の告白なんか結構キましたけど・・・。

ん〜でも、欲を言えば、杏との出会いとか、
椋が朋也を好きになった理由とか、
そういうのがあれば、もっと感動出来たかもしれません・・・。
ぶっちゃけ、杏シナリオの朋也はあんまり好きになれませんし・・・。


勝平シナリオ

杏シナリオより分岐。

おまけだと思ったら、予想してたより全然長くて、
びっくりしたシナリオです。

シナリオラストでは泣けますね〜。
足を失っても、抱きしめる腕が残ってる、なんて
ちょっと感動してしまいました。

しかし、ちょっと椋の心変わりが早すぎやしないかと(笑
杏シナリオのすぐ後だったんで、すごい違和感ありました。
次の日からもう付き合い始めるってヲイヲイ・・・。

あと、勝平の無計画ぶりというかなんというか・・・。
骨肉腫のことを伝えないで付き合っといて、
さらに、自分の我侭で、死なせてくれとかバカいってんじゃないよ、と。

勝平はちょ〜っと好きになれませんでした。
まあ、とりあえず春原が笑わせてくれたからよしとしましょう。
勝平というよりは、椋の魅力が出てたシナリオですね。


ことみシナリオ

やはりKey、流石Key。
そう思わせた最初のシナリオがこれです。

正直、ことみ自体は趣味的にあんまり好きではないのですが、
それを補ってあまりまくってるシナリオの出来。

2週目やるとよく分かりますが、伏線の張り方が絶妙です。

そして、泣き要素。
泣き所は言わずもがな、鞄を開けて、くまのぬいぐるみが出てきたところから。
もうずーっと泣きっぱなしです。

一ノ瀬夫妻の行動に号泣。
子を思う親の気持ち。

あ・・・やばい。思い出してきた・・・。
・・・。

このシナリオはKeyの集大成と新境地を、
うまく兼ね備えた構成になってる気がします。

シナリオの展開的には、Keyの王道的な展開。
ことみもKeyの典型的なキャラです。

その王道な展開に加え、杏、椋、渚との友情。
今までのKeyゲーだったら、あるシナリオに入ったら、
そのヒロイン以外はフェードアウトするものですが、
このシナリオは、この3人なしでは語れません。

というわけで、ことみシナリオはCLANNAD中一番イイシナリオだと思っております。


風子シナリオ

とりあえず、風子のキャラに爆笑。

予想してたのと大分違う性格でした(笑
ヒロイン中一番笑わせてくれるキャラです。

風子への悪戯も、なんで?ってくらい凝ってますし・・・。
CLANNADはゲーム的な面白さも追及しているみたいですね。

そして前半の笑いから後半の大感動へ。

もう、後半泣きっぱなしです。
みんなの記憶から消え去っていく風子に涙。

そして、春原のセリフ・・・。

そいつのこと・・・嫌いじゃなかった・・・。

・・・おおおお、春原・・・。 ・・バカだよ、お前。 ・・・・あああ。

・・最高。

たとえ記憶として残っていなくても、
感覚として残っている、風子の思い。
それを如実に語っているセリフです。


公子さんの結婚式、
校門で待っている皆に涙。

流石Key、やはりKey。
そう思わせた2番目のシナリオでした。

笑いあり、感動ありで、シナリオのバランスは一番いいかも知れませんね。


ただ、Kanonなんかと違って、風子の秘密が、比較的前半で
明らかになるんですよね。
あまりにも早くさらっと出てしまったので、
さらに捻ったシナリオを持ってくるのかと勘繰っていましたが、
そのまま直球で終わったシナリオでした。

個人的に予想していたのが、公子さんが現実を見ていない、といった話。
朋也や渚の立場からすると、本当の風子の状態を知っているのは、
公子さんのみだったので、風子は実はもう目覚めていたが、
なんらかの理由で公子さんが現実を受け入れることが出来ていなかった・・・。
Kanonでいう、栞(=風子)に対する香里(=公子さん)、にちょっと近いような展開。
そんな話になると思っていました(笑


智代シナリオ

Keyにしては比較的、まとも?な恋愛話、なんですが、
このシナリオはキャラの魅力が全てのような気がします。

坂上智代というキャラは今までのKeyにはなかったキャラですね。
まあ、杏もそうといえばそうなんですが・・。

素直で、純粋で、気高い、そんなキャラでした。
あと、一番エロいシナリオでもありました(笑

朋也については賛美両論だろーなーとは思いますが、
個人的にはあれで良かったんだと。
結構特殊なシナリオだと思うんですよ。

智代がどんどん高みに登っていくのに対して、朋也も
それに釣り合えるように努力していくってのが普通なんだと思いますが、
このシナリオでは、朋也は智代と決別することを選びます。

智代も、あの桜並木を残すという目的を達成するまでは、
朋也に対して、アプローチをしようとはしませんでした。

最終的に智代は不特定多数の人々に望まれて、高みを目指すことではなく、
この場所で、朋也と一緒にもう一度歩むことを選択します。

泣き要素はありませんが、なかなか一筋縄ではいかないシナリオだなーと思いました。


美佐枝シナリオ


このシナリオは朋也が主人公ではないですね。

美佐枝の願いを叶えるためにきた、志麻。
彼が主人公です。

泣き要素ありです。
このシナリオはKeyお得意のやつですね。

自分のことを志麻だと、思い込んでいた、志麻の猫。
そして、美佐枝のことをずっと好きで居続けるという約束を、
いつまでも守り続けている猫。
・・・あーダメ。こういうの弱い。

智代ルート創立者祭で、このシナリオは完結するといっていいんでしょうね。
過去に交わした、創立者祭を二人で回るという約束を叶えることで。

長さ的にはそんなにないですが、
シナリオとしては良い上に、CLANNADにおいて結構重要な話だったりしますよね。
光の玉の効力が発揮されているわけですし。


幸村シナリオ


むう・・シナリオっちゅう程でもないと思うんですが、一応。
このシナリオでは、幸村先生の魅力が出ていました・・・って当たり前か(笑

渚シナリオから派生して、すぐに終わってしまうので、
コメントが特になかったりするんですが(汗

でも、ラストのありがとうございましたっ!はウルッときましたね。


有紀寧シナリオ

Kanonの佐佑理さんっぽい有紀寧のシナリオです。

資料室に入り浸ってると入るシナリオですが、
最初、有紀寧の「友達」というのは人ではないのかと予想してました(苦笑

動物とか木々とか、そういうのとお話出来る系の人なのかと(笑
・・・いや、ほら、性格上ありそうじゃないですか?

その「友達」が不良学生だったとは、斜め上をいかれました。

CLANNADでは、今までのKey作品における幻想的というファクターを
あえて抑えている感があります。

渚(AFTER含む)、風子、美佐枝の三つのシナリオ以外は、
幻想的な要素は含まれないですからね〜。

・・・っとここで語るべきことではない、と。

シナリオ的には、えっこれで終わり?といった感じがしました。
サブキャラだからしょうがないのかも知れませんが、
全体的にほのぼの(主に有紀寧の性格上で(笑)したシナリオで、
特に山もなく谷もなく、終了、と。

むしろ、あのキスの後の展開を見てみたいような気もします(オイ

おまじないイベントはどれも笑えましたね〜。
体育倉庫で閉じ込められるおまじないの杏Ver.は・・・ヤバイですよ!!?

ズボンをずり降ろしたままの春原は、
セクシーコマンドー使いかと(笑


春原兄弟シナリオ

熱いシナリオです(笑

まず、春原の妹・芽衣ですが、
作中一番しっかりした性格です。一番年下なのに(笑
お兄ちゃん攻撃は見ものです。

やはり見所は春原でしょう。

朋也と芽衣が付き合っているという嘘を聞いても、
春原が悪態をつくだけだったのは、やっぱり、
お前なら任せてもいいと思ったんだよぉーーー!!ってことなんでしょうね(笑

とりあえずサッカー部には殺意が芽生えました。
ちっさい女の子に対してボールぶつけたりとか、シャレになってないですよ。

ああ、分かってる。
シナリオの展開上、悪役が必要だったのはよおく分かる。

だが、死ね。


芽衣を泣かしてるんじゃねー!、とようやく現れた春原には
涙腺を刺激されてしまいました。

さらにその後の、朋也との殴り合い、空。
それ散るの牧島との殴り合いを思い出します。

・・・ああ、なんでこんなに熱いんだ(笑

春原はホンットにイイキャラでした。
イイ奴ではないのかも知れませんが(笑



AFTER STORY

渚シナリオの後日談であり、
CLANNADの最後を飾る物語です。

渚との同棲から始まり、
朋也の電気工の仕事、早苗さんの学習塾、秋生のバスジャック事件、
芳野さんの過去、朋也の父・直幸の事件。
そして、結婚・・・出産。渚の死・・・。

汐との旅行、直幸の真実、和解。
汐との親子としての生活。
そして・・・幻想世界へ。

ことみシナリオや風子シナリオのように、
ドバーッと涙が流れることはなかったんですが、
変わりに常にウルみっぱなしでした(笑

泣き所は、ところどころに点在していて把握しきれません(オイ

メチャメチャ長いシナリオなんですが、やって良かったと心から思える仕上がりになっています。
朋也の仕事なども丁寧に描写されていて、素直に感情移入することが出来ました。

ここまでやると、もはやギャルゲーではないですよ。
ヒロインとくっついたあと結婚、出産までやったのは・・・
自分がやった中じゃ初かもしれません。
ゲームとしても珍しいんじゃないでしょうか。

で、AFTER STORYの主役は朋也と渚なわけで、
他のヒロインが気に入った人はどうすんじゃい!とか思ったりもしたんですが、甘かったです。
あのシナリオやって渚を嫌えるわけないやんけ!!
ある意味罠。

AFTER STORYは温かいんですよね〜。
渚の両親・秋生と早苗さんは言うまでもなく、芳野さんも、仕事場の同僚も、
めっさいい人等。

光の玉を13個集めて、渚の出産シーンをやり直すと、
渚が死なないエンディングになるわけですが・・・。

もうこれ以上ないくらいのハッピーエンド。
Airのような鬱さは残りません。
ここらへんはポイント高いです。

個人的に、朋也と渚の結婚式が見たかったなあ、というのがありますけども。

エンディングも、各シナリオ・ヒロインのイベントCGから、
花畑を元気に走り回る汐とそれを見守る朋也と渚。
祖母の元を訪れる三人。
そして・・・あの場所で、幼い朋也の手を引く直幸の背中。

もう最高。
いう事なしです。


ただ、個人的にすごく見てみたかったのが、
あの後、汐が死ななかったときの話。

あの話でないと、直幸との和解って出来るんかなあ、というのがありまして。
渚を失った自分と、同じ立場だった父親。
そういう悲しみと決意を知った上での和解だと思うんで。

いや、別に渚に死んで欲しかったわけではないですよ?(苦笑

ただ、あのシナリオの失った5年間を取り戻そうとする朋也と汐、
あの関係がすごく好きだったんですよね。

だから、個人的に再婚イベントが欲しかった・・・。
あの後すぐに、というのはアレなんで、何年後かに・・・、
んー候補は杏か風子ですか。

まあ、やっぱり杏ですよね〜。
幼稚園の先生になっていた杏を見たとき、ちょっと泣きそうになりましたよ。

あの後、二人は好き合っていって(まあ、杏はきっとずっと好きだったんでしょうけど)
それでも、忘れられるわけもない渚の存在や、世話になった秋生、早苗さんのこともあって、
再婚することは許されないと思ってる朋也とか。
その朋也の背中を押す、秋生、早苗さんとか。
渚に悪いとか思ってしまう杏とか。
お母さんになるかも知れないと、分かった矢先、
杏に対して、懐かなくなってしまう汐とか。

ヤベエ・・蝶泣けそうなエピソードが盛りだくさんだ。

大体、秋生と早苗さんが再婚するのを止めようとするなんてありえませんし。
むしろ後押しするタイプ。
渚も朋也と汐が幸せになることを一番望んでいるはずだーとか絶対言いそうですし。

・・・っと妄想が過ぎました(笑


まー何が言いたかったかというと、
渚が生き残るあのエンドは紛れもないハッピーエンドで、文句は全く無いのですが、
それとは別に、渚の死という悲しみを乗り越えた朋也の物語も、
完結させて欲しかったなあ、ということです。
もちろん乗り越える=再婚するという意味ではないです。再婚はあくまで別物。
渚が願ったことは、例え、自分がいなくなってしまっても
二人が出会えたこと自体を後悔するようなことはしないで欲しいってことですし。
CLANNADって、他のKey作品に比べると、かなり現実的です。
それは、人生のように幸せな生活も理不尽な悲劇も、全部含めた上で、
前向きに進んでいくっていうテーマが込められてるからなんだと思ったんですよね。
悲劇を無くすのではなく、悲劇を乗り越える物語。
だからこそ、渚を失った世界で、やっと前向きに歩き始めることが出来た朋也を
もうすこし見ていたかったかな、と。
ぶっちゃけただの杏スキーの戯言である、というオチ(笑


キャラ

正直いって、みんな好き。
みんなイイやつ。

ただ、やはり誰が一番って、春原でしょう!!間違いなく。
後輩からカツアゲしたり、ラグビー部にはヘーコラしたり、と
かつてないヘタレ具合のキャラでありながら、

渚シナリオでの、朋也の諭し。
杏の偽装告白に対しての行動、そして朋也への言葉。
忘れられていく風子を、心のどこかで覚えていた春原。
キめるとこはきっちりキめる男。それと便座カバー。

春原はいい男ではないですが、最高です。
最優秀脇役賞をやる。

で、個人的キャラのお気に入り度。

春原>風子≧杏>智代>早苗=秋生>渚>汐>芳野>芽衣>〜以下略〜>>>>勝平

と、こんな感じですか。
渚とか低いように思えるかも知れませんが全然そんなことないです。
過去のKeyヒロインと比較するのなら、渚はトップレベルですよ。
ただ、CLANNADにおいては他が良すぎるだけで。
お気に入りのヒロインという意味では、杏なんですが、
キャラの面白さを考えると、やや風子のが上かな、と。

春原や朋也無しで、単体で笑わせてくれるヒロインは風子だけ!


ちなみにシナリオ順は、

ことみ≧風子=渚(AFTER含む)>美佐枝>春原兄妹>勝平>智代>杏>有紀寧>幸村

って感じですね。
こうしてみると風子はキャラ・シナリオ共に良くバランスがいいです。
逆にことみはキャラはいまいち(ただ単に趣味ではない、の意)なんですが、
シナリオは最高という、僕にとっては、なかなか難しい状況だったりしますね(笑


ギャグ

ギャグについてですが、とりあえず、Keyの中では一番です。
ダントツで笑えました。
瞬間腹筋刺激度数では、それ散るや、秋桜の方が上かも知れませんが、
合計腹筋刺激量ではCLANNADトップかも。

思い出せば・・笑えてくる。
秋生はいちいち笑わせてくれるし、
渚との絡みもどこか抜けてて面白い。
杏も面白いですし、なにより風子。ヒロイン中イチオシ。
そして、やはり春原。何をおいても春原。
ギャグ分をパーセンテージで表すと、春原70%、風子30%って感じです。

序盤で、後輩からカツアゲとかのシーンを見せることで、
なにこいつー嫌なヤツ?という先入観を植え付けた上での、朋也や杏の非道なイジり。
普通のいいヤツだったら、笑う前に可哀想とか思っちゃいますもんね。




なんちゃって幻想世界考察


考察という程のものではとてもないのですが、
とりあえず、私的に感じた中でのまとめといったところです。

まず、幻想世界の最後のシーンでの、少女のセリフ、

「さようなら、パパ」

このことから、幻想世界の少女=汐 ガラクタ=朋也(意識)
だったと推測されます。(ここ違ったら終わりますね(笑)

しかし、幻想世界の少女が汐だったのならば、
何故渚は、そのことを知っていたのか?

汐が生まれたと同時に渚は死んでしまったわけで、
汐BadEndにて、汐が死んでしまったときに幻想世界の少女は生まれた、
と思われますので、時間軸がおかしくなってしまいます。

ぶっちゃけここらへんは力技しかないような気がしますが、
幻想世界は、現実の世界とは時間軸が違うとしかいいようがないんじゃないでしょうかね。

で、幻想世界そのものと同化していく少女が、最後に「僕」に伝えたこと。

「光の玉を捜して」

あの時からCLANNADという物語は始まったんでしょう。
渚を救うための長い長い旅が。

光の玉ってのは「幸せの記憶」みたいなものだと思うんですが・・・。
で、学園編で、いろんなヒロインとくっついたルートで、光の玉を回収。
んーパラレルワールドって考えるのが一番いいんでしょうけど・・・。
ある意味では、幻想世界ってのは、第3視点的な世界なんじゃないかな〜とか思ったりしますけども。

タイトルの少女ですが、これは汐なんでしょうね。
汐ルートの汐。
あの頃より、大分成長しているように、見えます。
これは幻想世界でも時が経っていたからなのかもしれません。
ただ、あのエピローグ自体は、恐らく渚生き残りハッピーエンドの
続きの話だと思われるので、あの世界には汐が2人存在することになります。

・・・なんか全然考察になってないや。