前作より4年・・・
長かった・・・
ついに、ついに出ます。
CLANNAD。
ONEからKanonそしてAIR。
あのスタッフが作ったゲームで感動しないわけがありません。
期待しすぎるのは良くないとわかってはいてもせざるを得ません。
音声がなかったり、18禁じゃなくなったりと、紆余曲折ありましたが、
とにかく出るだけで満足です。
と、いうわけで。
レビュー史上二回目のプレイ日記風味レビューを発売日より開始です。
・・・最後までがんばります。
出た。
出ました。
CLANNAD。
ではレッツプレイの前に、概要を。
校門まで残り200メートル。
そこで立ち尽くす。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように延びていた。
「はぁ…」
別のため息。俺のよりかは小さく、短かかった。
隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女の子がいた。
同じ三年生。けど、見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「この学校は、好きですか」
「え…?」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。
でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
…ぜんぶ、変わらずにはいられないです」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」
「わたしは…」
「見つければいいだけだろ」
「えっ…?」
驚いて、俺の顔を見る。
「次の楽しいこととか、 うれしいことを見つければいいだけだろ。
あんたの楽しいことや、うれしいことはひとつだけなのか? 違うだろ」
そう。
何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
俺たちは登り始める。
長い、長い坂道を。
とオフィシャルからの引用・・・って
概要になってねえYO!!
・・・。
とりあえず、やりますか。
おお〜始まった。
・・・やばい、既に感動しかけてしまった。
やっぱり曲のクオリティは高いですね〜。
でわ、スタート。
雪。
お、Kanonですかな?
雪の中に埋もれている?
これは主人公の回想なのか、それとも未来なのか
はたまた全然違う人物なのか・・・
とりあえず全く予想できませんが・・・。
この雪に埋もれてしまっている女の子は・・・まさか・・死・・?
ぐは〜なんか泣けそうな雰囲気が・・・。
で、回想(?)終わり。
4/14
主人公・朋也と渚の出会いのシーンから物語は始まります。
で、朋也の状況。
幼いころに母親がなくなり、父親は酒びたりの生活。
父親が朋也を殴ってしまうという事件から、
二人は家族でありながら、他人同士のような関係になってしまっています。
他人行儀な父親と顔を合わせたくない朋也は、深夜まで
クラスで唯一心を許せる友達、春原のところで過ごしています。
春原のところで時間を潰し、帰宅。
4/15
朋也と渚は長い坂道でまた出会います。
前日と同じ言葉を喋る渚。
渚との絡みも面白くなってきました。
天然っぽいですな。
しかし「あんパン」はなんだったの?w
かけ声ですか。そうですか。
で、教室。
ヒロインの一人っぽい双子の片割れ、藤林椋が出てきました。
朋也のクラスの委員長で、トランプ占いをする変な人ですね。
お次は、坂上智代。
学校に暴れていた不良を一瞬で片付けましたw
カッコイイ!
不良には智代さんとか呼ばれています。
なんとなくAIRの聖っぽい雰囲気です(話し方とか)
でもって、昼休み。
中庭には一人あんパンを食べる渚の姿が。
ここで、渚の事情が明らかに。
9ヶ月間の長期休学で、友達は皆卒業してしまった状況のようです。
冒頭のセリフはこのことを言ってたんですね。
とにかくやりたいことを見つける、ということで部活を勧める朋也。
渚も演劇部に入りたかったようで、勇気を出して訪ねてみることにしました。
そして放課後。
演劇部室の前には渚の姿が。
勇気を出して、尋ねますが、既に演劇部部室は物置になっていました。
演劇部は去年に廃部になってしまったようです。
ここで改めて自己紹介をする二人。
とりあえず二人一緒に学校を出ます。
そういえば、坂道で先に行こうとする朋也を止める前に呟いた「あんパン」
演劇部部室を訪ねる前に呟いた「ハンバーグ」
は、勇気を出した自分へのご褒美に、という意味だったみたいです。
うーむ、変だw
帰宅後、同じように春原のところで時間を潰す朋也。
ここで、寮母の美佐江さんが登場。
この人はサブっぽいですが・・・どうなんでしょ。
とりあえず八重歯がありますな。
で、一日終了。
幻想世界1
場面変わって、こんなロゴが出てきました。
これは・・・永遠の世界?
何も生まれず、何も死なない。
とりあえずさっぱりわかりませんが、
やはりCLANNADも普通の恋愛ゲーではなさそうですね・・。
この幻想世界で登場する「僕」と「彼女」が誰で、一体どういう状況なのかは
わかりませんが、キーパーソンとなるのは間違いなさそうです。
4/16
双子の姉、藤林杏登場。
こっちは妹と対照的な性格です。活発なタイプですね。
この人との絡みもなかなか面白いです。
で、前日、智代に喧嘩を売る宣言していた春原。
実行に移しますが一蹴されます。
合掌。
授業をサボったところ、図書室でヒロインの一人と思われる
不思議少女・一ノ瀬ことみと出会います。
とりあえず、かなり浮世離れした性格で、言動が面白いですねw
舞+美凪といった感じですか。
昼休み、学食で渚と出会った朋也。
色々あって結局中庭でパンを一緒に食べることに。
演劇部が既に廃部になってしまったことを告げられた渚は、
ショックを受けながらも、演劇部を再興しようと思い立ちます。
とりあえず、手伝う方向で、選択肢を選びました。
放課後。
自主トレを繰り返し、腕の鈍りを取った(?)春原が、
智代に再戦を挑みます。
あえなく一蹴。ダストシュート行きに。
合掌。
もう完全にやられキャラになってますなw
なんとなく演劇部部室に足を運んでしまった朋也。
そこで、渚とばったり会います。
部室の片付けを済ませた二人はとりあえず一緒に学校を出ます。
何故か自分の身の上を話してしまう朋也。
話の行きずり上、渚の家で夕食をもらうことに。
ここでかなり変な渚の両親の登場。
母・早苗さんはヒロイン並のビジュアルを持ってますねw
姉妹にしか見えねえ・・・子供っぽいし。
父・秋夫は国崎っぽいかな?
「仲の良い家族」に触れた朋也。
知らないはずの、懐かしい感覚。
いつもより早く帰宅した朋也は、父親に話しかけます。
ですが返ってくるのは、いつも通りの他人行儀な対応。
くん付けで呼ばれる自分の名前。
気付けば渚の家の前に来てしまっていました。
この町の願いが叶う場所へあなたを連れて行く
渚の演劇の練習のセリフですが、なんだか意味深ですね・・・。
朋也の家庭について鋭い指摘をする渚。
自分の家に来ないか。
一度距離を置いたほうがいい、と。
4/17
いつものように遅刻して学校に向かう朋也。
朝は杏とのスクーター騒動から、いつもの坂道で渚と出会います。
どうやら朋也を待っていたようです。
この日は朝から春原が。
前日、言っていた智代が男であることを証明する、というのを実行に移します。
記録更新8HITコンボ。
合掌。
この日は春原の暴走に最後までつきあいましょう。
何やら毎回、椋が朋也に話かけようとしていますが・・・。
昼休み。
朝、約束したように渚と一緒に学食へ向かいます。
昼食を終え、部室で部員募集のビラを作ります。
だんご大家族・・・・。
放課後、演劇部部室で渚を待ちますが、一向に来ません。
探す途中で、木の彫刻が好きな女の子と出会います。
えっと名前はここでは明らかになりませんが、たしか伊吹風子でしたか。
渚は中庭で一人で掃除をしていました。
どうやらなにかあったようですが、答えようとしません。
だんご大家族を糧になんとか立ち直る渚。
で、そのだんご大家族ですが、廃れたものでどこにも売っていません。
仕方なく朋也が自分で作ることにします。
作っている最中、父親が手伝おうとしますが、朋也は拒絶します。
気付けば渚の家の前へ。
笑っている渚を見て、朋也は救われた気持ちになります。
だんご大家族を渡すと、二人は公園へ。
放課後の掃除の件は、一人掃除を任されたのが渚だったということみたいです。
自分を取り戻させてくれた渚に対して、なにか出来ることはないか。
もし、ひとつでもあるとしたら、それは
渚が一人の時に一緒にいてやれることぐらい。
そう朋也は思います。
むう・・・なんかすでにラブラブっぽいんですが・・・w
幻想世界2
またまた謎の世界です。
幻想世界1で、「彼女」が「僕」の存在に気付き、
ガラクタで「僕」が入るべき体を作ったところまで語られました。
今度は、「僕」がガラクタの体で歩く練習をしているところから。
「僕」はこの世界の住人になってしまった。
新しい世界で生まれる可能性も、全てかなぐり捨てて。
ただ「彼女」の温もりを求めて。
4/18
この日は遅刻せずに学校につきました。
朝から春原がまたしても智代にアタックです。
16HIT。合掌。
昼はいつものように渚と中庭で。
今日は部活の説明会の話です。
前向きに頑張っている渚。
教室に戻ると杏が。
妹の占いのこと、
そして、なんだか意味深な恋愛話を振ってきました。
授業が始まり、BIGになる宣言を残して風に消えた春原を探すハメに。
途中で風子にナイフを返してあげました。
ある程度探したところで、絶好の寝床、資料室に向かいます。
授業終了のチャイムとともに現れたのは、
サブヒロインっぽい、宮沢有紀寧。
この人も変ですねw
どんな風に話に絡んでくるんでしょうか・・・。
放課後。
渚と説明会の練習をします。
説明会で話す内容を考えることになって、
実は渚は、演劇に憧れていただけで知識はないことが判明。
ですが、子供のころから
みんなでひとつのことをやり遂げるということを
したくても出来なかった渚は
それを演劇で、やってみたいと思っていました。
渚のありのままの言葉を聞いた朋也は
そのままを話せばいい、といいます。
一時間ほど練習して、帰路につきます。
学校から出ようとするところで、春原出現。
渚と二人のところを見られたくない朋也は、
渚の手を取って逃げようとしますが、渚が転んでしまいます。
結局春原に見つかってしまい、渚は全部喋ってしまいます。
ここで、朋也と父親の事件について語られます。
朋也は中学時代バスケ部のキャプテンで、
スポーツ推薦も決まり、順風満帆の学生生活を送っていました。
ですが、父親と、ささいなことで大喧嘩をし、
肩より上に上がらない腕になってしまいました。
朋也はこの事件のせいで、部活をやっている連中を好きになれないでいたようです。
4/19
この日も遅刻せずに学校へ。
渚は前日いったように、朋也にも学校生活の希望を見つけてあげたいと、
二人でバスケをしようといいます。
放課後グランドで待っていると。
朋也の腕の状態を知らない渚はシュートを見てみたいといいます。
授業中、ふと窓の外に目をやると、何かの動物が校門にいました。
近づいてみるとウリボウでした。
猫、犬ときて次は猪ですか・・・。
このウリボウは杏のペット、ボタンでした。
昼食につられて、ボタンを杏の家まで送り届けようとしますが、数分で挫折。
この日は土曜なので昼で放課後です。
渚はグランドで待っていましたが、朋也はいきません。
暗くなったら帰るだろうと、春原の家で時間を潰します。
しばらくして、雨が強くなってきたころ朋也は渚が気にかかります。
傘を持ってグランドを訪れると渚はまだ朋也を待っていました。
仕方なく、シュートを打とうとする朋也。
けれど腕は上がりません。
下打ちでないシュートを見てみたい。
渚は自分の言ったことを後悔して、走り去ります。
渚は家に帰っておらず、犬を探す少年の手伝いをしていました。
結局犬は朋也が見つけ出し、渚が探してきたのはウリボウでした。
長い間雨に打たれていたせいで倒れてしまう渚。
渚を家に運んで、早苗に後を任せます。
幻想世界3
風の吹く草原の二人。
そこにある景色、草、石ころ。
それは「僕」には自然なものだった。
でも、光だけ不自然に感じた。
少女に問いかける。
これはなに?
少女にとっては自然なもの。
けれど唯一触れられないもの。
それは影。
影ならば本体は?
不自然と感じるのは不自然じゃない景色を知っているから。
「僕」は知っていた。
それは遠い昔・・・それとも遠い未来。
思い出せば、胸が熱くなる感覚。
きっと楽しい世界だった。
そしてここは寂しい世界。
それでも「僕」はこの世界に生まれることを望んだ?
4/20
休日です。
渚の容態が心配だった朋也は渚の家を訪れます。
父親から一応微熱で寝てると聞き出し、とりあえず安心です。
で、やることもないので春原の家へ向かいます。
途中で作業服の男と出会います。
春原の家へ。
無為に過ごして一日終了。
4/21
朋也と渚の間には深い溝が出来てしまいました。
渚のことが気にかかりながらも、
学校には昼から登校することにします。
途中バッタリ春原と遭遇。
とりあえず一緒に教室に向かいますが、
中庭で一人パンを食べる渚を見つけます。
目が合った二人。
渚はいまにも泣きそうな顔しますが、
勇気を振り絞って笑顔で手を振ります。
これは、朋也が渚に言ったことを実行したんですね〜。
見事な伏線です。
それをみた朋也は渚の元へ。
二人は和解します。
ですが、放課後。
部員募集の紙が全てはがされるという事態になりました。
そして生徒会に呼び出される渚。
Kanonに引き続き、生徒会は悪役みたいですね〜。
で、いつものように春原の家へ。
幻想世界4
「僕」は「僕」のような存在がもっと増えれば、世界は楽しくなると考えます。
幸いガラクタは探せばいくらでもあります。
彼女も意図を悟って、一緒にガラクタを集め始めます。
ある日、遠くまでガラクタを探しにきた日のこと、
彼女は一匹の獣を胸に抱きます。
これは・・羊?
まあ、ともかく彼女以外の唯一の生物みたいです。
草花を食い荒らしてしまう羊を見て「僕」は悲しみます。
これは仕方のないこと。どうしようもないことだからね
・・・ああ、変わっていくんだなって。
そう思うしかないことなの。
4/22
とりあえず生徒会をどうにかしよう、ということで
智代に頼んでみます。
ですが、どうも智代は渚が朋也の彼女と思ってしまい、
ショックを受けています。
何故か二人は励ましあって、解散。
ビラはまた剥がされてしまいました。
渚が誤ってビラのマスターを張ってしまいましたが、
回収される前にパン目当ての春原が確保していました。
今度は、学校の事情に詳しい人物に相談をすることになりました。
とりあえず委員長の椋に。
それによると顧問をまずつけるべきとのこと。
元・演劇部の顧問の幸村を訪ねると、2年の仁科に話を聞け、と。
・・・お使いか。
続きは放課後ということで解散。
授業中にウリボウがまた、やってきてしまいます。
杏に投げつけて、授業に。
放課後、2年の仁科という女生徒を訪ねます。
彼女は渚と同じように合唱部を作りたく、顧問を幸村に頼んでいた模様。
この学校で顧問についてない教師は幸村しかいないみたいですね。
彼女は入部希望者を3人見つけているようです。
この日はこのまま帰路につきます。
4/23
いつものように渚と登校します。
下駄箱ではなにやら渚が神妙な面持ち。
演劇部の再興を止めろ、という内容の脅迫文が届いていたようです。
それを知った春原は、犯人を探し当ててしまいます。
犯人は演劇部の入部希望者。
面白半分で行動する春原に対し、憤りを覚える朋也。
ですが、自問します。
自分も、だた物珍しいものを見つけて楽しんでいるだけではないのか、と。
放課後いつものように春原の部屋へ。
春原への電話があり、代わりに朋也が出ます。
春原には妹がおり、週末にそっちへ行くとのことです。
朋也は春原の真似(?)で勝手に決めてしまいますw
幻想世界5
ガラクタを使って一つの人形が完成します。
けれど一向に動き出しません。
「僕」はかつて自分が生まれたときに彼女がしてくれたように、
歩く練習をさせようとします。
少し離れて、手をたたく。
タンタン。
ここまでおいで、という合図。
動き出さない人形。
いつまでも続ける「僕」
彼女は「僕」を押し倒すように抱きついて、
泣きます。
・・・ごめんね、ごめんね。
4/24
いつものように渚と登校。
昼休み、春原を加わって、中庭で昼食。
そこへ、脅迫状を書いた、犯人、杉坂という女生徒が現れます。
彼女は仁科という女生徒のことを語ります。
彼女はヴァイオリンを習っていて、
外国のハイスクールに通う予定だったほどの腕だったそうです。
ですが、事故にあって握力が無くなりもうヴァイオリンを弾くことが出来なくなりました。
そこで幸村に出会い、楽器を引けなくても音楽は出来ると
歌うことの素晴らしさを教えてもらい、今に至るようです。
・・・それは朋也や春原と同じような境遇。
不遇の事故で夢を失う。
春原は怒ります。
ハンデを語って、同情を誘うなど卑怯だと。
ですが、渚はもう合唱部の邪魔はしないと約束してしまいます。
幸村にその旨を伝え、演劇部の再興はあきらめてしまいます。
あとは帰るだけ。
何か手はないかと考える朋也に、もういいと言う渚。
演劇部の再興は出来なかったけどもっと大切なものを手に入れたと。
朋也や春原と仲良くなれた。
演劇部の再興とい目的のために一つになってがんばれた。
朋也は言います。
古河はずっと強くなった、と。
張り詰めていた糸が切れたように、
渚は泣き出します。
・・・
そのままでいる
抱きしめる
・・・
そのままでいる
→抱きしめる
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
俺はずっとこうしたかった。そんな気がしていた。
こいつのことが愛おしくなると、無意識に頭に手を載せていた。
けど、本当はこうしてもっと近くで、慰めてやりたかった。
俺を支えてくれた小さな存在を・・・支えてやりたかった。
安心させてやりたかった。
二人は晴れて恋人同士の身に。
これからの学校生活の希望・・・それは二人で過ごす時間。
4/25
いつものよう・・・ではなく学校へ。
一応、お互いを名前で呼ぶようにする二人。
そのせいで春原にバレそうになります。
春原はハンデを盾にする合唱部の連中に目にもの見せてやる、と
バスケ部に3on3で勝負しようとはりきっています。
渋っていた朋也も渚に押されて、結局付き合うことに。
二人きりの下校は出来なかったとさ。
幻想世界6
この世界には命は生まれない。
彼女以外に命は存在しない。
ならば「僕」は?
この意識はどこからやってきたのだろう。
いろんなものがあって、寂しくない場所。
意識をつなぎとめるこの体がなければ、いつかそこに帰れたのだろうか。
どうしてこうなったのかはわからないけど。
でも、良かった。
彼女がひとりきりではなくなったから。
二人は人形を埋葬しました。
彼女にはガラクタを組み合わせて何かを作ることが出来る。
ならば、二人で何かを作ろう。
それはとても楽しいことのように思えた。
4/26
いつものように渚と学校へ。
この日は土曜なので午前で終わります。
放課後、春原から逃げ延びて、渚と帰ります。
学校の正面にある定食屋に行こうとしますが、渚は道草は良くないと
一回家に戻ろうとします。
そんなこんなでいるうちに春原が。
とりあえず春原の家に向かいます。
春原は開店したばかりの店へ稼ぎに出ますw
春原とちょうど入れ違いで春原の妹・芽衣と出会います。
兄を反面教師に育ったのか、かなりしっかりした子です。
なんだかんだで、芽衣は渚の家に泊まることに。
4/27
二人が付き合い始めて初めての休日。
この日は、古河パンの手伝いをすることに。
芽衣も呼び込みの手伝いをし、店は大繁盛に終わりました。
幻想世界7
彼女の忠告を聞かず遠くへいってしまった「僕」。
丘を越えたとき、彼女の姿は無かった。
恐怖に駆られたとき、一匹の獣が。
獣の誘導についていくと、彼女の姿が。
そういえば、幻想世界って必ず2日置きに語られてますね・・・。
なにか意味があるんでしょうか・・。
4/28
この日はバスケのメンバー探し。
智代に頼みますが、選挙活動で忙しく、断念。
杏は一発OKでした。
ということで、水曜のバスケは朋也、春原、杏で行うことになりそうですね。
夜になると芽衣が朋也を訪ねます。
どうやら朋也と渚のキューピッドになるつもりらしいですね。
どうなることやらです・・・。
4/29
この日は祝日。
渚のところを訪れますが、芽衣と遊びにいくようです。
この町の思い出作りにと。
そして夕刻、芽衣とお別れをします。
芽衣が去ったあと、朋也と渚はいい雰囲気になります。
と思ったら、てんでバラバラでしたw
天然だw
4/30
いよいよバスケ部との試合です。
杏の活躍もあり、前半は勝っていましたが、
後半、選手がレギュラー陣に変わってからは苦戦します。
ラスト、15秒。
朋也の不恰好ながらのシュートが決まり、逆転します。
試合には勝ちました。
春原の部屋で祝杯を上げ、この日は終了。
5/1
この日は演劇部説明会の予定日でした。
もう、無くなってしまったことですが、一応誰かが来ている可能性もあったので、
3人は部室を訪れます。
部室には合唱部の3人がいました。
そこで提案が。
幸村に演劇部と合唱部の顧問を兼任にしてもらい、
活動を一週間置きにしようということになりました。
春原・・・いつからそんな爽やか系キャラになったんだw
で、創立者祭といういわゆる学祭で、文科系の部活の発表会があり、
それに演劇部として出てみないかと仁科が提案します。
5/11と準備期間は10日しかありませんが、朋也の後押しもあり、
渚は出る決心をします。
朋也は担任に家庭訪問すると言われ、バックれますが、
渚に諭され結局家に戻ることに。
そこで、父親と担任の会話を聞いてしまいます。
朋也のことを他人として、扱う父親に、担任は困惑しています。
喧嘩すらできない親子。
渚は朋也を慰めます。
そして、かつて誘ったこと。
うちに来ませんか?
・・・ってこのあとってアレだったんでしょうかね・・。
5/2
朝7時。
朋也は、家を出るしたくをし、渚の家へ向かいます。
今日から渚の家にしばらく厄介になることに。
渚の両親も自然に受け入れてくれました。
朋也の部屋は普段は客間として利用しているところ。
学校から帰ってくると、ガキ共に占拠されていましたw
どうやらここは普段学習塾として使っているところらしいです。
パン屋と学習塾を兼営しているんですね。
夕飯の後、渚の姿を探して、公園に出ます。
渚はそこで演劇の練習をしていました。
しかし、肝心の演劇する題目が決まっていません。
渚はひとつだけやりたい話があるといいます。
それは幼いころに聞いた話。
それは世界にたったひとり残された女の子の話。
それはとてもとても悲しい・・・冬の日の幻想物語。
これは・・・幻想世界の話なんでしょうね、やっぱり。
ここでオープニングムービー(!)
・・・いや、忘れてましたよ、存在をw
長かったな〜。ここまで。
でも、デモ版と殆ど変わらない感じのムービーでした。
いや、いいんですけどね。
ところ変わって、幻想世界。
二人はガラクタを使ってシーソーを作りました。
「僕」は二人でこんな楽しいものを作れたことを嬉しく思います。
その後も二人はいろんな遊び道具を作りました。
ブランコ、すべり台、見晴台・・・。
そこは立派な子供たちの遊び場。
それを見た「僕」はかつていた場所をまた思い出します。
そして、この世界が悲しみに満ちていることを。
終わりしかない世界。
終わり続ける世界。
そんな世界にも冬は訪れるようです。
5/3
世界にたった一人残された少女の話。
朋也はそれが気にかかります。
どこかで同じ情景を見たことがあると。
それについて渚の両親にも聞きますが、
特に情報は得られません。
渚に聞いても、
少女がガラクタの人形を作り、
ガラクタの人形は少女の思いに答えて、動き出し、
二人は友達になり、少女は寂しくなくなる、と、
ここまでしか覚えていないようです。
・・・うーんようやく本題にのってきた感じですね。
渚はどこでこの話を聞いたのか。
朋也は何故この話の情景に既視感を覚えるのか。
5/4
古河家に来て3日目。
この日は渚の台本つくりに付き合います。
夜、渚の父・秋生から話を聞かされます。
幼いころ渚は命を落としかけたこと。
秋生と早苗さんは昔、夢を追いかけていたこと。
そのせいで渚をひとりぼっちにしていたこと。
渚には自分のせいで両親の夢を諦めさせた、
という負い目を持って欲しくなかった。
そしてその夢の思い出が詰まっている、
物置を渚を連れて探さないでくれと。
むう・・・秋生と早苗さんが昔追っていた夢とはなんなんでしょうか・・・。
5/5
この日はピクニックにいく予定でしたが、
前日の話を聞いてしまった朋也は、
家族水いらずで過ごさせてやろうと、春原のところへ行きます。
ですが、春原に諭されます。
いろんなことに自信がついてきたのは、おまえのおかげ
おまえがいてくれるからなんだろ?
じゃあ、そいつがいなくなったら、どうなるんだよ
いくら、いろんなことに自信がつこうがさ…
おまえがいつまで自分のことを好きでいてくれるか…
そのことだけには永遠に自信が持てないってことだよ
僕にはこれ以上わかりやすい説明は無理だね
けど、今の言いたいことがおまえにわからなかったら、おまえら長くねぇよ
おお、カッコイイ、春原!!
春原に諭され、古河家に戻る朋也。
まあ、こっからラブラブですねw
遠出は無理な時間になってしまったので
公園でピクニック。
そこで二人は初めてのキスを交わします。
幻想世界9
む・・・9?
オープニングの後の幻想世界が8だったんですね・・・。
冬の到来したこの世界。
その寒さが彼女の体温を奪っていくように、彼女は眠る時間が多くなりました。
「僕」は思います。
このままじゃいけない。今が決心するときだ、と。
以前、思った空の果て。
そこには楽しいところが待っている。
そこにいくには空を飛ぶのりものが必要。
彼女が動けなくなってしまう前にそれを作ろうと。
その日から飛行機を作る作業が始まります。
そして、彼女は冷たい地面にその姿を横たえていた。
5/6
皆がささやかな渚の夢に向かって動き始めた日。
音響については合唱部の仁科が。
衣装は早苗さんが。
担当も決まり、演劇が出来そうな感じになってきました。
5/7
この日は流す音楽が決まります。
合唱部の仁科がこの演劇に会う曲を探してきてくれました。
5/10
そして、創立者祭前日。
リハーサルはうまくいったようです。
夜、渚は眠れず、朋也の下へ訪れます。
両親に謝らなければいけないことがある。
それを知りたい、と。
そして深夜、渚はそれを知ってしまいます。
5/11
自分のせいで夢を諦めてしまった両親。
それを知ってしまった渚は朋也の言葉も耳に入りません。
そして講演の時。
渚は泣き出してしまいます。
誰かの夢を犠牲にして自分の夢を叶えるなんて。
そこで秋生が登場。渚を諭します。
自分達は夢を諦めたんじゃなく、託しただけだと。
子供の夢を叶えることが、親の夢。
早苗さんも応援します。
朋也は叫びます。
お前は今自分や春原の夢も背負っているのだと。
だから、頑張れと。
渚は演じ始めます。
冬の幻想物語を。
幻想世界
もう殆ど動けない彼女。
それでも「僕」はガラクタを運び続けます。
彼女と二人で生き続けるために。
彼女は「僕」にいいます。
・・・そこにいきたいんだよね。
暖かな場所。
・・・じゃ、いこう。
雪が降り積もってこの大地が雪原に変わる前に。
長い、旅の始まり。
遠い・・・記憶の中にある場所までの。
5/12
この日はようやく恋人同士の時間を持てる最初の休日。
朋也と渚はいろいろなところを回って遊びます。
最後に学校へ。
演劇部部室に忍び込み、いろいろと余韻に浸ります。
帰り道、渚の顔が熱っぽいことにきづいた朋也はすぐに帰ります。
幸い微熱だったようです。
・・・この日から日付表示がなくなりました・・・。
なんか嫌な予感するんですけど・・・。
5/13
渚の熱は下がりません。
5/14・・・
一週間、二週間立っても渚の熱は下がりません。
時は流れ・・・夏休み。
秋。
クリスマス。
渚の留年は決まってしまいました。
そして・・・卒業式。
もう一年頑張ります。
そう笑顔で告げる渚。
その横には渚はいない・・・
手をつないでどこまでも歩きたかった・・・2人で・・・
そして・・・ スタッフロール!?
こ・・これでお仕舞いッスか!?
ええー!?
そしてタイトルへ。
とりあえずこの時点ではSUMMERみたいなものは出てませんが・・・。
他のヒロイン行くしかないんかなあ・・・。
・・・
・・・・
・・・・・・
うーし!!
気を取り直して、他行きます!
とりあえず、次は杏シナリオで行ってみたいと思います。
多分一番笑わせてくれると思うので結構楽しみです。
でわ、初めからいきます。
今見ると、このプロローグ部分は幻想世界の結末のことを言っていることがわかりますね。
これが、渚の言った悲しい結末。
冬に埋もれた世界。
ということは結局飛行機を完成させることは出来なかったんでしょうか。
それとも空の果てには何も無かった?
とりあえず既読部分は飛ばして進みます。
4/21
杏にスクーターで撥ねられますw
二度目。
とりあえず杏シナリオに入ったっぽい?
4/23
杏は、朋也に手紙を渡そうとします。
朋也、杏からのラブレターかと勘違いしますが、
それはサッカー部キャプテンからの椋へのラブレターでした。
どうやら椋は朋也のことが好きなようで、
杏はその仲を取り持とうとしているみたいですね。
4/24
杏にのせられて椋と昼食を取る朋也。
途中、椋が朋也の顔についたご飯粒を食べて、
自分のした行動に動揺して逃げてしまいましたが。
しかし、春原をイジメる時はホントに息ピッタリな朋也、杏ですねw
4/25
またしても杏に乗せられ、
今度は椋と一緒に帰ることになりました。
別に無理矢理つき合わされてる訳じゃないと思い直した朋也は、
ゲームセンターに寄り道をして、星占いを二人でやります。
4/26
手紙を半強制的に受け取らされ、
中庭に呼び出されます。
お互いのことを知らない二人。
それは時間をかけなきゃわからないこと。
それを友達として積み重ねるんじゃなくて
彼氏彼女として積み重ねてくのも悪くないんじゃないかな。
二人は付き合うことになります。
4/28
次の日が祝日、ということで、
デートの約束を取り付けます。
4/29
この日は椋とデート・・・のはずが杏までついてきています。
どうやら椋が頼んだことのようです。
デートの中で、椋の趣味と欲しい物をチェックしろとのこと。
アクセサリーショップで二人が気に入ったものは、
椋はタンザナイト。
杏はアメジストでした。
5/1
この日の昼食は重箱が4つ。
そのうち3つは杏作で、残り1つを椋が初めて作ったようです。
勧められ、椋の弁当に手をつける朋也。
得体の知れない味が。
ボタンが食べると痙攣して動けなくなりますw
ということでこの日は没収となりました。
5/2
この日は杏は気を使って、
朋也と椋を二人きりで一緒に帰らせます。
校門で待ち合わせをしていましたが、
椋は何故か落ち込んでいます。
話を聞くと、占いで良い結果が出なかったらしいですね。
初めて誘われて、不安でどうしようもなく、結果占いに頼る。
自分に自信を持てないから、何かにすがりたいと思う。
朋也は彼氏なのだから、自分を頼ってくれといいます。
椋はその言葉を聞いて泣き出してしまいます。
なんだろうこの感じは。
心から安らぐこの心地よさ・・・。
誰かに必要とされるということは、こんなにも
満ち足りた気分になるものなんだろうか。
少なくとも、この感じ・・・この雰囲気をいつまでも続けたい・・・
そう感じている俺がいる。
もしかしたら、この時、この瞬間から、
俺と藤林は本当の恋人になったのかもしれない。
5/3
GWの一日目。
この日はボタンの散歩をしていた杏と出会い、
散歩に付き合うことになります。
しばらくウインドウショッピングをし、
杏がボタンを拾った空き地に行きます。
そこでボタンを拾ったときの話をする杏。
杏に対して、素直に優しさを感じる朋也。
話題は変わって、椋の話に。
初めてのキスの時に失敗しないように、と
自分で練習しようという杏。
寸前で、止められますがw
5/4
次の日。
朋也は杏から受け取った椋へのプレゼントだけでは、
流石に気が引けると、自分でもプレゼントを買いに出かけます。
そこでアクセサリー屋に。
・・・
今は杏ルート。ということでアメジストを選択しました。
なんか椋が可哀相ですが致し方ない・・・。
5/5
連休最後の日。
椋とデートの日ですが、ペンダントの方を朋也は忘れてしまいます。
杏から受け取ったタロットの方だけをプレゼントします。
二人は色々なところを、回ります。
最後に、まだ恋人になる前にいった星占いをやります。
その中でいい雰囲気になった二人はキスをします。
嬉しそうな恥ずかしそうな・・・そんな顔で涙を流す藤林。
それを見ながら、俺は穏やかな気持ちになるのがわかった。
誰かに必要とされる喜び。
誰かに喜びを与えることのできる幸せ・・・。
些細なことだけど・・・それはとても大きなことで・・・。
未来をどこまでも明るく照らしてくれる物のような気がした。
5/6
朝から奇妙な視線に晒される朋也。
春原から噂について聞きます。
それは朋也と杏が付き合っているという噂。
どうやら空き地での一件を誰かに見られていたようです。
杏はそのことを気にし、自分と距離を置くようにと朋也に告げます。
5/7
この日も春原と昼食。
そこへ杏が現れます。
噂がある中、何を言い出すかと思う朋也ですが、
春原に話があるということで、連れて行ってしまいました。
なんでも放課後、春原に話があるとのこと。
これは・・・まさか。
朋也はそのことが気にかかり、中庭へ向かいます。
そこには春原と杏が。
春原に付き合ってくれと、杏が言ったようです。
証拠を見せると、春原にキスをしようとする杏。
ですが、春原は止めます。
ヤッベ春原カッコイイ。
春原は、杏は朋也が好きなんだろうと、問います。
春原・・・カッコイイ。
自分がいることがバレてしまった朋也。
杏は走り去ってしまいます。
春原は、杏はずっと朋也のことが好きだったといいます。
けれど、噂を無くすために、春原と付き合うようにしたようです。
なあ、岡崎。おまえさ、本当に藤林椋でいいの?
椋ちゃんと一緒にいて、どこか無理してないか?
僕は、杏と一緒にいる岡崎の方が、自然体な気がするんだ。
さっきノゾいてた時、どんな感じだった?
心が安まるのと心が痛むの、どっちが「好き」って気持ちのもたらした感情なんだろうね。
朋也は自問します。
自分は本当に藤林椋が好きなのか?
春原に迫る杏を見たときの胸の痛みはなんなのか?
5/8
帰り道、杏と出会います。
どこかぎこちない挨拶を交わす二人。
別れ際、杏は一方的に話します。
あたしは・・・あんたのこと、どうとも思ってないんだから、さ。
自分に言い聞かせるように。
5/9
5/10
ここ最近妙に積極的な椋です。
この日は買いたい物があるのでついて来てほしいと、
クラスメイトの前で公言します。
いつもより積極的だったのは、
前に朋也が椋にいった、物事を少し前向きに考えたらどうだ
というのを実行してみた結果だったそうです。
ですが、椋の笑顔に、違和感を感じる朋也。
その積極的な椋の顔に杏の顔がダブる・・・。
5/11
さらに大胆になる椋。
それは朋也を必死につなぎとめようとするかのように。
今日は自分からキスをしようとします。
ですが、そのシーンを杏が目撃してしまいます。
幸い、椋は気づいていませんでしたが、朋也は
泣きたいような表情の杏が目に焼きついて離れません。
5/12
この日は椋とのデートの日。
朋也が望むことをなんでもしようとする椋。
そんな椋に嘘と詭弁で自分を隠す朋也。
椋は朋也に訊ねます。
私のこと、好きですか・・・?
恋人同士なら当たり前の言葉。
それを発することが出来ない朋也。
気づきかけている自分の気持ち。
昨日椋とキスしているところを杏に見られたときのショック。
別れ際、椋とキスをします。
唇の温もりを感じながら、朋也が想うのは椋ではなく・・・杏。
5/13
その日は椋が弁当を作ってきました。
指を怪我して作ったかいあって、
普通にうまいお弁当でした。
ただ、椋と杏がすれ違う時の他人のような仕草が気にかかる朋也。
なんなんでしょうね一体・・・。
午後の授業中、ボタンが現れ、朋也を杏のところへ導きます。
雨に濡れる杏。
そこで杏は全てを告白します。
椋と朋也をくっつけようとしながらも、
本当はフラれてしまえばいいと思い。
そんな自分が嫌いで。
二人がキスをしているところを見たとき、
知らず涙が流れてきて。
朋也もようやく気付きます。
本当の気持ちに。
・・・
終了〜。
最後までやってしまいました。
プレイ日記失格・・・。
椋は杏の気持ちも全て知った上で、
朋也のことを相談しました。
卑怯だってわかってても、
お姉ちゃんには負けたくない、と。
朋也は別れを告げるために、
椋を探しますが、なかなか見つけられません。
ようやく中庭で椋の姿を発見。
椋に全てを告げます。
・・・この3週間・・・本当に楽しかった・・・。
俺が好きなのは・・・お前の姉なんだ・・・
・・・杏が好きなんだ・・・。
その時椋が抱きついてきます。
なんとそれは椋ではなく髪を切った杏でした。
本当の気持ちを聞きだしたかった、杏。
椋の後押しもあり、こうしたようです。
同じ人を好きになって、自分が引けばいいと思っていた
それなら辛い思いをしないでもいいと思ったから
でもそれじゃ後悔してしまうと椋が教えてくれた
自分の気持ちに正直になることを・・・
謝られて許してしまうと今までの時間が嘘になってしまうから
それは本当に傷つけるだけで終わってしまうことなのだと・・・
だから今友達に戻った。
入れ替わりネタを最後に使ってきましたか・・・。
いまから考えると、結構伏線あったのに気付きませんでしたw
で、ふぃ〜んな訳ですが、ラストに光を受け取る手が・・・。
そしてタイトル画面に光の玉みたいなものがポツリと・・・なんでしょうねこれは?
勝平シナリオ
えーとどうせおまけだと思って一気にやってしまいました・・・。
ぐあ・・・失敗した。
結構いい話です。
友達となった変な男、柊勝平。
女の子みたいな顔をしているせいで、春原に惚れられたりと色々ありましたw
いやー春原は面白いですw
勝平はハンカチを貸してもらった縁で、椋と付き合い出します。
ですが、勝平は足に癌が出来ていて、
本来ならば早急に手術しなければなりません。
勝平は過去陸上の選手として活躍していましたが、
その癌のせいで引退を余儀なくされたという過去を持っています。
・・・そう、朋也や春原と同じですね。
勝平は自分のアイデンテティそのものだった自分の足を切り捨てて生きるぐらいならば、
自分の足と共に生涯を終えたいと思います。
そして彼女である椋に迷惑を掛けて生き続けるならば、と。
椋は芳野祐介からのアドバイスもあり、
なんとか勝平を説得することが出来ます。
椋の好感度が上がりましたね〜。
そして、五年後・・・。
光の玉がもう1つ。
次は不思議少女っぽいことみでいってみたいと思います。
4/17
ことみとの2度目の出会いから。
いきなり会話からしりとりへw
謎です。
4/18
3度目の出会い。
春原は完全無視されたようです。
で、春原によると、一ノ瀬ことみは
全国模試トップの超秀才。
この学校の授業は全然レベルが低いので、
特別自習OKになっている、ということみたいです。
何を言っても反応しなかったことみですが、
何故かちゃん付けで呼ぶと反応。
何故だ。
おとといは兎を見たの。
きのうは鹿、今日はあなた。
このセリフは一体・・・?
何かが引っかかっている。
胸の奥から消えずにいる、かすかな罪悪感。
居心地がいいのに、なぜかその場から離れたくなるような気持ち。
朋也も何か違和感を感じています。
う〜んこれって過去なんかあったとかじゃないでしょうか。
幼いころ出会っていて、朋也くん、ことみちゃんとお互いを呼んでいたとか。
4/20
休日ですが珍しく学校へ。
そこでことみと出会い、図書室へ向かいます。
朋也はすることもないので読書をしますが3分で飽きますw
そして眠りへ。
火を消そうとしていた。
歯を食いしばって何度も水をかけた。
オレンジ色をした炎が、生きものみたいに揺らめいていた。
その向こうで、だれかが泣いていた。
知らない大人たちがやって来て、すぐに火を消した。
背中にかばった、だれかが泣いていた。
ちいさな手のひらを顔でおおって、ただ泣きじゃくっていた。
4/21・4/22
人見知りの激しいことみに友達を作ってあげようと、
朋也は知り合いに、ことみを合わせます。
渚は、友達になってくれましたが、
杏とは、友達なんて頼まれてなるもんじゃないと、拒否されてしまいます。
4/23・24
前日、職員室からの呼び出しに応じなかった、ことみ。
次の日、今度は椋を紹介することにします。
最悪の結果の椋の占いw
椋は快く友達になってくれました。
4/25・4/26
ことみ・渚・椋・杏はすっかり仲良しになります。
この日は、5人で演劇部部室で昼食。
ことみも楽しむことが出来ました。
〜4/30
合唱部が見つけた、ヴァイオリン。
そのヴァイオリンをいたく気に入ったことみ。
その音色を色んな人に聞かせようとしますが、
それはジャイアン張りの殺人音波でしたw
そんな中、朋也にも目的が出来ました。
それは、ことみのヴァイオリンを聴いてあげたい。
この日の帰り、中年の男性にことみが話かけられていました。
おそらくは、ことみの家庭環境に関する人物ですね。
5/1
この日はことみのヴァイオリンの発表会。
無理矢理集めてきたギャラリーw
最後の曲だけはうまく弾けて、発表会は一応成功といったところでしょうか。
5/3
連休最初の一日。
ことみとのデートは明日だというのに、
どうにも興奮して眠れない、朋也。
夕暮れ時、デートの待ち合わせ場所になんとなく
足を向けると、そこには以前、ことみに話しかけていた、
中年の男性がいました。
彼はことみの両親の同僚のようです。
立派な学者だということみの両親。
観測できる時空だけが宇宙ではない。
世界がこの形を得る過程で剥がれ落ち、
微細に封じ込められた次元、いわば「隠された世界」が存在する。
それをことみの両親が突き止めたといいます。
この隠された世界の1つが、「彼女」と「僕」の幻想世界なのでしょうか・・・。
中年の男性は、ことみを一人きりにさせてはいけないときに、
一人きりにさせてしまったことを後悔しているようです。
一体どういうことなんでしょうか・・・。
ただ、朋也が見た夢から推測するに、
家政婦が誰もいないことみ一人の家で、火災が起きてしまったのではないでしょうかね。
その時の一人ぼっちで閉じ込められた恐怖が一種のトラウマとなっているのでは。
5/4
ことみとデートの日。
ですが、朋也は40分の遅刻をしてしまいます。
それでもことみは待っていました。
来てくれて、ありがとうと。
それで、図書室へ行こうとことみがいいますが、
そこで杏からのツッコミがw
で、渚と椋も現れ、成り行き上、5人で行動することになってしまいました。
少し、気に入らない部分も感じた朋也ですが、
ことみが嬉しそうなので、よしとします。
帰り際、明日は本当に二人きりでデートをしようと約束をします。
5/5
ことみと二人きりのデートの日。
ですが、行くところは、学校の図書室。
ことみに本を読んでもらいます。
ことみは、今は友達も、朋也もいる。
だから、出来るだけもうここには来ないようにする、といいます。
5/7
この日の朝、バスが事故に遭ってしまいます。
椋が乗っていたかも知れなかったバスですが、
幸い、この日は椋が遅れてそのバスに乗り合わせていませんでした。
しかし、事故のことを聞いたことみは、
突然崩れ落ちるように泣き出します。
嗚咽は止まらず、一同は保健室へ。
ことみは早退してしまいます。
朋也も杏も、自分達はことみのことを
まだ何も知らないことを痛感します。
5/8
学校に現れないことみ。
ことみの所属するA組の担任に話を聞きます。
ことみにとって影響を与えている人物か?
担任の問いにイエスと答える朋也。
そしてことみのことを少し話してくれます。
その特別扱いのせいでいじめられたりもしていたことみ。
大人たちは、そっとしておくべきだと、彼女を孤独にしてしまい、
ことみを一人きりでいることに慣れた少女にしてしまった。
そして、ことみの家の住所を教えてもらいます。
朋也はことみの家を訪ねます。
その家に既視感を覚える朋也。
庭の様子も、家の構造も、昔と違っていること、同じことが分かる。
そして思い出します。
昔、ことみという幼い少女と、幼い自分はこの家で会っていたということを。
ことみの過去。
ことみの両親はことみの誕生日に急な用事で、
海外に出掛け、その途中で事故にあってしまいます。
それはことみの両親の大事な論文を発表するための用事でした。
それは、世界の人たちに伝えるべきもの。
海の底に消えてしまったその論文の控えを探すために、
ことみの両親と一緒に仕事をしていた同僚が、ことみの家に探しにきますが、
ことみは断固として、家に入れることはしません。
そしてことみは、論文を燃やしてしまいます。
ことみが本を読み続けていた理由。
それは、両親に追いつき、
自分のしたことの罪滅ぼしのためでもあったのです。
5/9
学校で、待ってる。
また、明日。
そうことみに告げた朋也でしたが、ことみは結局学校に現れませんでした。
夕暮れ時、ことみの家を訪れる朋也。
前日は唯一開いていた入り口も、この日は閉められてしまっています。
そこで渚と出会います。
杏、渚、椋は13日のことみの誕生日に何かしてあげようとしています。
朋也は、みんなことみのために自分に出来ることを精一杯やろうとしていることを知り、
自分も行動に移すことにします。
それは、荒れ果てた庭を、
幼いころのように元通りにすること。
5/11
朋也は杏、渚、椋の3人と出会います。
3人はことみの誕生日にいつかのヴァイオリンを、
プレゼントしてあげようと思っていたのですが、
不慮の事故からヴァイオリンは壊れてしまいます。
楽器屋にいくと、直るのに最低2ヶ月はかかり、
しかも前より音が悪くなってしまうかも知れないとのこと。
5/12
庭は元通りになります。
ただ1つ足りないもの、それはヴァイオリンを持ったあの少女。
朋也は夢を見ます。
幼い頃の夢。
ヴァイオリンを弾く少女と美しい庭の夢。
鬼ごっこやままごとをして遊んだこと。
お菓子を半分こして食べたこと。
忘れてしまっていた記憶。
ことみがお気に入りだった本。
その中の一遍。
未来からやってきた少女と、中年の紳士の話。
それがきっかけとなって朋也は、過去を思い出します。
朋也が振り返ると、そこには夢の続きのように少女が居た。
もしも俺が、ことみより先にいなくなったとしても
俺はずっと、ことみのそばにいる。
俺のことが見えなくても、何も伝えられなくても
ことみのいちばんそばで、ずっとことみを見てるから。
俺はずっと、ことみを守るから。
会えなくても、そばにいるから。
ことみが立ち止まってしまわないように。
今日よりも明日、ことみがもっと幸せになれるように。
5/13
ことみの誕生日です。
ことみと以前話をしていた中年の紳士が、
大事な話がある、と学校を訪れてきました。
それはことみの父親のかばんが研究所に届いたというもの。
彼は、ことみにかばんを開けるようにいいます。
論文が入っていると思われたそのかばんには、
あの時、ことみにプレゼントするはずだったくまのぬいぐるみが入っていました。
そして中には一文が書かれた便箋が。
If you find this suitcase,please take it to our daughter. K&M Ich
この鞄を見つけたら、どうか娘に届けてください。
彼は、言います。
論文の控えなどは存在しなかった。
ことみが焼いてしまったのはくまのぬいぐるみのカタログだった。
鞄に入っていた一枚の封筒には、
親から娘への死ぬ間際に残した手紙が入っていました。
それは娘の幸せを願った手紙。
ことみの両親は、自分達の命があとわずかだと悟った時、
鞄の中に入っていたはずの論文や、その他を全て投げ打って、
かわりに、ぬいぐるみと娘に当てた手紙を詰め込みました。
鞄は色々な国で、色々な人に拾われたにも関わらず、
こうしてことみの手元に届いた。
それは拾った人々が、その鞄が親から子へあてた大切な贈り物だ、
そう思い、時には修復して、再び海に流していったからこそ起こったことです。
多くの言葉で伝えられていったその鞄。
それはことみの誕生日にようやく届きました。
ことみは言います。
おかえりなさい。
3ヶ月後。
壊れてしまったヴァイオリンは、ことみの元に戻ってきます。
前よりいい音色となって。たくさんの人の協力があって。
・・・・
・・・
・・
う・・・
うおおおおおおおおお!!!!
ああああああああ
あああああああああ!!!
キ、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これですよ、これ!
Key。
麻枝氏。
思いっきり持ってかれました。。。
もう、泣き。
泣き。
泣いたよ。
ハハ・・・。
もうラストなんて反則。
一ノ瀬夫妻・・・なんてことしやがりますか!!
・・・泣。
やはりKeyですねこの作品。
やられた。
光の玉1つGet。
次は・・・風子でいってみたいと思います。
4/18
風子からナイフを取り上げて、
そのナイフを取り戻しにくるところから。
しかし、意地っ張りというかなんというか・・・。
弱気なのか強気なのかようわからんキャラですw
彫刻は傷が治ってからにしろ、という朋也の忠告は
あっさり無視され、彫刻を続ける風子。
しかし、また指に怪我をして、保険室へ行くように朋也はいいます。
4/21
美術の資材をかっぱらってきた風子。
とりあえず、ドリームしてしまった風子に、
鼻からジュースを飲ませましたw
風子は最初予想していたキャラと違って、
メチャメチャ面白いです。
ヒロインの中じゃ一番じゃないでしょうか。
4/22
逆裁ネタが来るとはw
風子の鼻からジュースを飲ませるを極めました。
4/23
前日風子が背中に無理矢理突っ込んでいった木彫りの星は、
プレゼントだったようです。
で、詳しく話しを聞くと、
風子の姉が結構するそうで、プレゼントをあげるから、
そのこと祝ってくれと、そういうことみたいです。
とりあえず、話相手をすり替えてみました。
男子学生面白いぞw
しかし、風子との絡みは笑えますね〜w
4/24
今度は抱いている彫刻のすり替え。
・・・あ、いかん。
ギャグ部分しか書いていない・・・。
4/25
ぐぅ・・・。
風子シナリオは、渚シナリオと結構被ってるみたいですね・・・。
風子シナリオでいくには渚をフラねばならぬ。。。
う〜可哀相ですが、仕方ない・・・。
話し相手をすり替えるを極めた!
4/26
以前クラスメイトの中で話題に上っていた、
2年前に交通事故にあったという幽霊。
それが現れたということでしたが、
それは風子でした。
風子にしてみると、
退院したわけではないのに、
何故ここにいるのかわからない、ということのようです。
朋也と渚は、風子の姉、伊吹公子の下を訪れます。
それによると、
婚約の話は、今も眠り続けている風子にしかしていない。
だから、それを知っている二人を不思議に思います。
前日も、自分と祐介は風子の見舞いに行っていたと。
ならば、学校で今も木彫りの星を彫っている風子は、
一体どういう存在なのか?
本当に幽霊なのか?
二人は学校へ戻ります。
風子はまだ星を彫っていました。
学校にずっといるという風子に対して、
渚は、自分の家に来ないかと誘います。
4/27
朋也が古河パンを訪れると、
そこには店番もせず、家族全員で木を彫る姿が。
ここで衝撃の事実。
あれは、星ではなくヒトデを彫っていたそうです。
なんでやねんw
4/28
彫刻勝負でドラ○もんに敗北を喫した春原は、
風子達の雑用係に晴れて任命w
アホばっかり・・・。
4/29
風子使いになった!!
4/30
プレゼントがヒトデのいいのかという相談。
空を飛ぶヒトデ・・・ありなのか。
風子マスターにクラスチェンジした!!
〜5/3
頑張ってヒトデを配る風子。
朋也は一緒にいることしか出来ないのが気にかかります。
一日しかこの学校にいられなかった風子。
風子のためにしてあげること。
それは普通の学生生活を送ること。
風子の望みを知りたかった朋也は、公子の下を訪れます。
そして風子には当たり前の学生生活を送ってもらうのが夢だったといいます。
朋也は、幸村先生に頼んで、休みの日に風子に授業をしてもらうことにします。
5/7
風子は頑張ってヒトデ配りを続けます。
ですが、いくら頑張ったとしても、
公子さんが結婚してくれなければ、意味がありません。
公子さんは風子が目を覚まして、普通の学校生活を送れるようになってから、
と思っています。
朋也は渚に相談して、風子と公子さんを合わせようとします。
創立者祭に、風子の頑張っている姿を見せてあげたい、と。
そしてその旨を伝えるために、放課後公子さんの下を訪れます。
そこにはなんと芳野祐介が。
風子がいっていた公子の恋人・ユウスケとは芳野祐介のことでした。
5/11
創立者祭の日。
待ち合わせ時間は午後3時。
朋也と渚は風子を公子さんの前に連れ出すことが出来ました。
風子は公子さんの目の前にいます。
ですが・・・公子さんの目には映らない。
いつか風子が言っていたこと。
もう、自分の声は姉には届かない・・・。
それは過酷な現実でした。
公子さんには風子は見えない。
そして公子さんは話し出します。
風子の現実。
3日ほど前に風子の容態は急変した。
そして・・・呼吸は止まってしまった。
もう・・・目覚めることはない。
風子は全てわかっていたんだ、と朋也は思います。
自分の体がどうなるのか。
その時期も分かっていたから、今、学校にいる。
朋也と渚は説得します。
どうか祐介と結構式を挙げてくれ。
風子もそれを願っている、と。
5/12
朋也は公子の結婚式を学校で挙げてあげたいと思います。
風子が頑張った場所。
その旨を幸村に伝え、なんとか出来るようになります。
渚は微熱が止まらなくなってしまいました。
5/13
渚のいない風景。
風子にとって渚がどれだけ支えになっていたかを知る朋也。
生徒に無視されることが多くなった風子。
以前、春原が無視した生徒に理由を問い詰めにいったことを思い出します。
春原によると、その生徒は風子に話しかけられた覚えすらない、といったそうです。
渚も、春原の姿も見えていたのに、風子の姿だけが見えなかった。
5/14
春原が現れなくなりました。
どうせ気まぐれで付き合っていただけなのだから、
気にすることはないと、風子に言う朋也。
ですが、帰り道。
風子と一緒に帰っていましたが、
クラスメイトに話しかけられます。
今、誰と喋っていたんだ?、と。
学校で、あんなにヒトデ配りを
頑張っていた風子を知らないはずがありません。
風子の姿が見えないだけではなく、その記憶自体が消え去ろうとしている。
不自然な存在である風子。
それはつじつま合わせのように。
全てなかったことになろうとしている。
5/15
前日、隣町の病院まで風子を見てくるといっていた春原。
今朝現れたときには風子の記憶はありませんでした。
この日、風子のヒトデを受け取ってくれる人はいませんでした。
既に、ヒトデを渡した人にもその姿は目に映らない・・・。
風子は・・・こうなることを全て分かっていた。
この一ヶ月で起きた風子にまつわる出来事は、すべてなかったことになってしまうんだ。
それは抗いようもなく、訪れる。
不自然だった出来事は、つじつまを合わせるように、人の記憶から消えてしまう。
その中で、こいつは・・・
どれだけ、自分の思いを残せるか・・・
形もない、言葉でもない・・・思いを残せるか・・・
そんな日々に生きていたのだ。
自分はもう目覚めることが無い・・・。
それを悟って・・・不自然な存在として、この学校に現れた風子。
ただ、大好きな姉の結婚を祝福するために・・・。
自分の代わりに、祝福してくれる人を残すためだけに・・・。
自分が忘れ去られようとも・・・。
帰りに春原からどこかへ食いに行こうと誘われます。
隣の風子を無視して。
拒絶する朋也ですが、春原から思いもよらぬ一言が。
風子ちゃんも言ってやってくれよ。
自分で言った言葉を理解できない春原。
もう、思い出せないと。
だけど、感覚だけ残ってる。
ああ、そんな奴いたな・・・って。
そんな春原に風子はヒトデを渡します。
いつのまにかヒトデを持っていた春原。
なんで、僕・・・こんなもの、持ってんだろ・・・
なんなんだよ、これ・・・。
星か、手裏剣かわかんねえよ・・・
でもさ・・・な、岡崎、聞いてくれよ・・・
僕さ・・・
そいつのこと・・・嫌いじゃなかった・・・。
そんな気がするよ・・・。
・・す、春原ぁ〜!
おいしいところを・・・(泣)
春原に泣かされるなんて・・・。
風子を連れて古河パンに帰ります。
そこには、風子のことを忘れてしまった秋生。
それでも、忘れてしまったことに苛立っています。
風子を見ることが出来ない早苗さん。
それでも朋也の隣にいることを感じる早苗さん。
そして、渚。
朋也と風子は夜の学校で、
明日を迎えることにします。
そこで二人は公子さんの前祝いをします。
久しぶりに楽しい時間。
ろうそくの灯の前で、肩を並べて眠る二人。
朋也が目を覚ましたとき・・・風子の記憶はありませんでした。
渚の元を訪れる朋也。
その枕元には、昨日風子が渡した木彫りのヒトデが。
そのヒトデを抱きしめると和む、という渚。
二人はいつのまにか手を握っていました。
学校の中庭で、幸村先生を見かける朋也。
ご成婚、おめでとう。
明日が公子の誕生日であることを忘れていた朋也。
ですが、幸村先生から風子という単語を聞いたとき、
思い出します。そして隣を見れば昨日風子がつけていた、三角帽子が。
朋也の隣にはずっと風子がいました。
二人は結婚式まで眠らずに過ごします。
教室で行われるささやかな結婚式。
式を終え、教室を出る一同。
先回りして祝福の言葉を叫ぼうと昇降口を出たとき・・・。
そこには、制服を着たこの学校の生徒達が。
それはヒトデを受け取った人達。
春原も・・・風子の唯一の友達だった三井も・・・。
届いた・・・お前の思い。
みんなに、残ってた。
今日結ばれたふたりは、歩いていく。
祝福なのか、怒声なのか、よくわからない歓声の中を・・・。
それは、とても幸せな風景で・・・。
そんな風景を・・・。
こいつはずっと待ち焦がれていたんだ。
そんな喧騒の中、繋いだ手の感覚が薄れていく・・・。
隣でささやく声も、小さくなっていく・・・。
俺はその名を呼ぼうとした・・・。
けど・・・その名は出てこなかった・・・。
公子さんを見送る朋也。
その手の中には・・・木彫りのヒトデが。
そして公子さんの手にも・・・。
その姿が見えた気がした。
今、みんなにも見えているだろうか・・・。
その姿が・・・。
かつて、一緒に過ごした女の子の姿が。
見えているはずだった。
だって、それが・・・。
あいつが集めた・・・思いの形なのだから。
おめでとう、おねぇちゃん。
いつまでも、いつまでも、幸せに。
ずっと、ずっと幸せに。
その姿が消えていく。
その思いを残して。
その一言のために、頑張ってきた日を後に・・・。
長かった日々を後に・・・。
辛くて・・・そして、楽しかった日々を後に。
エピローグ
学校ではある噂が飛び交っています。
それは2年前交通事故に遭ったという女生徒の話。
その子は、美術の先生の妹で、彫刻好き。
名前は、風子。
いつも校内を走り回っている元気な子。
その噂は学校中に広まっていました。
でも、その噂に悪くいうようなものは一つもなくて・・・。
そしていつからかみんなが待っていた。
その女の子のことを。
どういうわけか、そいつのことが、好きだったのだ。
出会う前から。
朋也は見覚えのない女生徒から声を掛けられます。
これ、どうぞっ
それは木彫りの・・・そう、ヒトデ。
そしてお願いがあると。
今度は自分のための勇気。
・・・・
・・・
・・
う・・・
うおおおおおおおおお!!!!
ああああああああ
あああああああああ!!!
ま、またしても
キ、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
本作2発目のクリーンヒットでござい。
もう、ね。
どうせ、みんな結婚式に来てくれてるんだろーなーとかは
予想してましたよ?、そりゃあ。
・・・わかっててもさぁ!!
昇降口を出たところで、みんなが待ってるシーン・・・
もう激泣。
分かってるさ、身構えてたさ。
来るぞ〜来るぞ〜って。
でもダメでした。
あー涙腺よわ〜。
ラストのエピローグ部は、
最後の選択肢で、変わるみたいです。
友達エンドの方の、
3人声を揃えて「ヒトデ」っていうところは・・・イイっすね。
んー風子シナリオだと、例の光の玉を受け取るシーンが出なかったですね・・・。
もらえるシナリオとそうじゃないシナリオがあるのはなんででしょう?
・・・まあいっか(オイ
では、一応メインヒロインのラスト(先はまだあるでしょうけど・・・)
坂上智代シナリオで行ってみたいと思います。
密かに第一印象では一番気に入ってたキャラです。
では、GO!
・・・そういえばCLANNADって泣きはありますが、
不思議と次のシナリオへのステップは早く済みます。
KanonとかAirだとしばらくやる気がなくなったんですけどね〜。
感動の種類が違うということか・・・。
で、智代シナリオ。
最初の渚シナリオの時に、結構智代と絡んでやっていたので
既読部分序盤は多いですね。
4/21
昼休み、智代とすれ違った朋也。
何故かそこから春原を起こしにいくことに。
4/22
何故か昼休み、朋也と春原と一緒にお昼を食べに来る智代。
帰りも待っていました。
・・・まあ、春原はどうでもいいようですがw
相良ミサイルって・・・。
春原は、智代を利用して、
柄の悪い連中相手に仕返しをしようとしていましたが、
朋也はやめさせます。
春原が帰って、2人。
智代は下の名前で、朋也を呼びます。
そして、クラスの連中と居るよりも
朋也たちといたほうが楽しい、といいます。
智代は、自分が生徒会に入るその日までは、
朋也たちと一緒にいていいか、願います。
朋也は承諾します。
4/23
朝起きると、何故か智代が。
朋也の遅刻を気にして、朝起こしに来たようです。
昼も朋也の下へ。
むう・・・ラブラブっすね・・・。
放課後、不良連中が学校にやってきます。
人数が多く、処理に時間が掛かったため、
教師に気付かれてしまいますが、
演劇の練習をしていたと、いうことでなんとか
言い逃れることが出来ました。
4/24
・・・おっとぉ〜いきなりダッシュな展開に。
昼休み、朋也の教室を訪れなかった智代。
朋也は智代のいない昼休みを退屈に思う自分に気付きます。
俺は、智代と居たいだけなのかもしれない。
放課後、智代と二人で帰ることになります。
生徒会に入るという決意は固い、という智代。
そんな智代と敵同士ではなく、恋人同士がいい、という朋也。
二人はキスを交わします。
もしかしたら、これは恋じゃないかもしれない。
でも、智代と一緒にいたいのは確かだった。
4/25
4/26
始まる選挙活動。
ですが、智代の張り紙には、
不良女との落書きが。
そして、智代の過去が暴露されてしまいます。
智代は事実だから仕方ない、そういいます。
4/28
放課後。
2人は夕暮れの教室でキスを交わしていました。
朋也が智代を押し倒したところで、教室の扉が開きます。
目に入ったのは教師の姿。
このことが公になったら智代の生徒会入りは絶望的となってしまう、
そう思った朋也は、教師を脅しにかかります。
朋也は自分が一方的に襲ったと言い張りますが、
曲がったことが嫌いな智代が口裏を合わせるはずもなく、
朋也は3日間の停学となります。
5/1
朝、朝食を作りに来てくれる智代。
しらなかった朝の風景。
けれど親父さんも一緒に食べようと
誘う智代。
朋也は自分の家の事情を智代に伝えていません。
起きてくる父親。
朋也は、家を飛び出していました。
春原の家へ。
そこに後を追ってきた智代。
朋也は自分の家庭環境を話します。
一緒に朝食を取った限り悪い人ではなかったという智代。
ですが、朋也には朋也しかわからない悲しみがあるのだ、そう思います。
出会ったばかりそんなことが分かるはずがない、と。
朋也は分かる気がする、とかいうセリフを言わない智代を
嬉しく思います。
その正直で、純粋な女の子のことを。
5/2
朋也の停学もこの日で終了。
ですが、春原に智代の近況を聞きます。
智代の選挙の張り紙には、絶えず落書きが。
普通なら恥を忍んで、辞退している、と。
5/3
5/4
5/5
連休。
休日は二人で過ごすことにします。
掃除をしたり、ご飯を作ったり、町をぶらついたり・・・。
朋也はこのままじゃいけない、と思います。
智代が生徒会に入ろうとした理由。
それを聞きます。
智代は話し出します。
家族を繋ぎとめた弟の話。
多くの人が荒れないのは理由がある。
それは最も身近で、だからこそ気付かないもの。
智代の両親。
本当の家族であっても、家族でない場合がある。
仲の悪い両親。
互いを裏切ることでしか、幸せを得られないような人たち。
愛情をかけられずに育った智代。
全部が許せない。全てが憎しみの対象になった。
だから荒れた。
それでも支えとなるものの存在にようやく気付いた。
2年前の春。
両親がついに離婚をしようとした日。
姉が荒れたせいで、家族を一人で繋ぎとめる役目を負った弟。
家族が、家族でなくなる。
ずっと家族じゃなかったけど、それでも家族だった・・・。
それが本当に、費えてしまう。
それが怖かった智代の弟。
自ら、車にはねられた。
弟は一命を取り留めた。
自分の体を張って、家族を繋ぎ止めた。
何もない・・・どんな愛情も優しさもない・・・
名ばかりの、家族を
失わないと気付かないこと。
小さな病院。
桜並木の中、弟の乗る車椅子を押して歩く智代の目には涙が。
智代が生徒会長に立候補した理由。
それは弟と一緒にあの桜並木をもう一度歩きたかったから。
あの日、泣いて出来なかった会話をするために。
5/6
5/7
朋也は智代の名誉を挽回するために、
片っ端から部活に挑戦し、勝利していきます。
野球部、ソフトボール部、剣道部・・・。
5/8
そして、選挙結果の日。
生徒会長は・・・坂上智代。
智代が生徒会長になるまで・・・。そういっていた二人。
けれど、朋也は許せていました。
許せないものを許せるようになっていた。
それが、あいつのいった・・・家族の存在によるものなのだろうか。
智代は、俺の家族のようなものなのだろうか。
ずっと離れていた。
けど、同じ思いを抱いていた。
冷え切った過程に産み落とされた子だ。
遠く離れた、家族だったんだ。
5/9
智代と一緒にいることを選んだ朋也。
ですが、智代は生徒会の仕事が忙しく、なかなか二人の時間は作れません。
5/11
創立者祭当日。
智代はくまのぬいぐるみを着て、朋也と回ります。
64HIT!
迷子になっている子供を見つけたとき、
智代はくまのぬいぐるみを脱いだまま、
子供の下へいってしまいます。
そのとき、生徒会の連中に見つかってしまいます。
智代は朋也と創立者祭を回るため、
くまのぬいぐるみを着ていたのでした。
5/13
自分は智代の足枷になっているのかもしれない。
そして智代はそんな無能な男と一緒にいていいのだろうか
その想いが朋也を苦しめる・・・。
智代はどこまでも高みへ昇っていく。
けれど自分はそんな智代を足踏みさせてしまっている。
朋也は別れることを決心します。
ひとりになってしまった今・・・
俺の思いは、恋だったのだと気づいた。
智代と別れた後。
智代はどんどん高みに昇っていきます。
成績優秀。人望、性格。
それは学校の中だけに留まらず、
TVでも騒がれるほどに。
朋也は、智代を遠く感じます。
朋也と春原は就職組。
春原は地元で就職するので、卒業式の頃までは帰ってきません。
一人で過ごす。朋也。
季節は流れ・・・3学期。
朋也も、ようやく就職が決まります。
お世話になりました。
就職部の先生にお礼を言い、帰路に着く。
桜並木には智代の姿が。
報告があると。
全て終わった。
この桜並木は、もう切られることはない。
智代の目標だったこと。
それは8ヶ月の時を経てようやく達成された。
失ったもの。
楽しいことがたくさんあったはずの時間。
朋也と共に過ごす時間。
智代は、やっともう一度朋也と一緒にいたいと。
朋也も思い出します。別れたときに気づいた感情を。
春。
桜並木のなか、二人は歩いていた。
仲のよい姉弟。
そこに現れる作業着の男。
・・・で、ふぃ〜ん、と。
ふむふむ、泣きはしませんでしたが・・・っていうか
そういうシナリオではない。
このシナリオはやはり智代。
智代の魅力に尽きる。
ということで次は・・・って
メインっぽい5人終わったんですけど・・・。
・・・
この光の玉ってやつを集めろってこと?
そういえば勝平エンドでももらえたってことは、
ひょっとしてサブキャラ全員分あるってことでしょうか・・・。
マジっすか・・・(汗)
美佐枝さんシナリオに入った模様。
美佐枝さんの過去の男の話をようやく聞きだした朋也。
そして長い夢を見ます。
美佐枝さんの過去の話。
志麻賀津紀。
志麻は美佐枝さんに病院で話しかけてもらった。
その美佐枝さんの前向きな姿勢に心を打たれ、
生きる希望が沸いた。
そして、無事退院することが出来た。
志麻は、大事な人からどんな願いも叶えることが出来る光の玉が入ったお守り。を受け取ります。
そして、美佐枝さんの願いを叶えてやって欲しいと。
志麻は美佐枝さんに願いを聞きますが、
まともに請合ってはくれません。
そんな日が続いたある日。
美佐枝さんが好きな男、五十嵐には彼女がいました。
五十嵐は美佐枝さんを傷つけずにそれを伝えるため、
志麻にその旨を話して欲しいと、頼みます。
それを知った美佐枝さん。
志麻は、過去に助けてもらった美佐枝さんではなく、
自分が、今の自分が、今の美佐枝さんを好きになったことに気づきます。
美佐枝さんも志麻の純粋さに惹かれていました。
二人は付き合い出します。
志麻は、願いのことを忘れていました。
そして、お守りの中にはいつのまにか何も入っていませんでした。
ある日。
志麻は、美佐枝さんが生徒会で忙しいときに、
美佐枝さんの親友、サキとユキと遊ぼうといわれます。
志麻の家に行きたいと言う二人でしたが、
志麻は違和感を感じます。
そして、志麻の家。
そこで出迎えたのは志麻の母親。
ですが、母親は志麻の顔を見ても訝しむだけでした。
そして母親は告げます。
賀津紀にお線香を上げてやってください、と。
そのとき志麻は全て思い出します。
自分は志麻賀津紀ではない。
大事な人とは他ならぬ、志麻賀津紀。
ずっと、自分と一緒にいた人。
もうこの世には居ない人。
そして、息を引き取る前、
自分に、願いを託した。
自分に生きる希望を与えてくれた、
初めて好きになった女性、美佐枝さんの願いを叶えてやってくれ、と。
僕は・・・こんな温もりを知っちゃいけなかったんだ。
僕は・・・人じゃなかったんだから。
いつか、還っていく存在なんだから・・・。
お守りの中の光は、とっくに願いを叶え始めていたんだ・・・。
僕がこうして、人として存在していることが、始まりだったんだ・・・。
そして、僕は・・・
彼女の願いを叶えて、その役目を終える。
創立者祭前日。
「僕」は美佐枝さんと会います。
美佐枝さんは願いごとを発表する、といいます。
ずっと、いつまでも・・・あたしのことを好きでいてください。
それが美佐枝さんの願い。
ああ・・・。
やっぱり、僕はこの人のことが好きでした。
本当に好きでした。
短い間だったけど、一緒に過ごした時間はかけがいのないものでした。
さようなら、美佐枝さん。
僕はあなたを一生、好きで居続けます。
朋也は長い夢から覚めます。
それは、ずっとそばにいる。
いつまでも好きで居続けている。
そう伝えて欲しいという猫の思いがさせたこと。
志麻という名の猫。
・・・・
うぐぅ〜。
ええ話やんけ・・・。
泣いてしまいました・・・。
光の玉は智代シナリオの創立者祭で取ることが出来ました。
あの時の猫にあんな意味があるとは・・・。
ようやく叶った約束。
うぐぅ〜。
幸村シナリオ。
これは渚シナリオから派生しましたね。
幸村先生は昔厳しい先生だった。
ですが、退学だけは絶対にさせない先生。
学校とは人生の縮図。
それを途中で諦めてしまったら、
これから先の本当の人生だってうまくいくはずがない、と。
朋也と春原は、
お互いがいなかったらとっくに学校を辞めていただろうと、気づきます。
そして、この二人を引き合わせるようにしたのは幸村先生。
もし彼がいなかったら進級することも出来なかっただろうと。
卒業式の日、
誰も、幸村先生のところに向かおうとはしません。
朋也と春原は幸村先生のところに真っ直ぐ進みます。
そして、誰にも負けない声で言います。
ありがとうございましたっ!
手のかかる生徒ほど可愛いもの。
朋也と春原は幸村先生にとって最後の手のかかる生徒でした。
光の玉ゲット。
宮沢有紀寧シナリオに入った・・・かな?
とりあえず、資料室にいくようにしています。
しかし相変わらず春原は笑かしてくれる・・w
クラナドにおけるギャグ成分の8割は春原イジりで出来ていると言っても過言ではないですね。
どんな人間にも優しい有紀寧。
有紀寧の友達とは、他校の柄の悪い連中でした。
ですが、みんな有紀寧を慕っているようです。
朋也と春原は有紀寧の人柄に惹かれて、
資料室に入り浸るようになります。
そんなある日。
疲れている有紀寧。
朋也に甘えてきます。
それはどこか朋也の雰囲気が有紀寧の兄に似ているから。
有紀寧はこの学校で、不良の支えとなっていましたが、
自分を支えてくれる人はいませんでした。
ある日、不良に一人から、有紀寧の兄について聞きます。
有紀寧の兄も不良だったようですが、
口は悪いが謝るべき時に謝ることができる人物だったそうです。
それは、やはり朋也と似ていた。
朋也は有紀寧を異性として意識し始めます。
ですが、有紀寧にとって自分はずっと兄代わりなのかと、悩みます。
有紀寧の兄の墓参り。
そこで有紀寧は過去の話をします。
鏡合わせのように育った兄妹。
それでも仲の良かった二人。
兄を失った衝撃。
そして、兄と似ている人たち。
その人たちの中に開いた穴を埋めてあげたい。
有紀寧はそう思って今に至ります。
光の玉ゲット。
エピローグ
光の玉の話。
この町の伝承。
正確なことはわからないが、ただ一つ言えること。
それは幸せの象徴であるということ。
いいことがあった時に、見かけることが多かったそうです。
・・・ふぃ〜。
有紀寧シナリオクリア〜。
春原シナリオ突入〜。
渚につき合わない形で、芽衣を呼ぶと、
このシナリオにくるみたいですね。
芽衣に生きがいのある生活を送っていることを、
見せてやろうと、春原は、彼女の振りをしてくれる人を探します。
朋也は杏に頼もうとしますが、
2度ほどボコボコにされて一蹴w
途方にくれていたところ、早苗さんが現れます。
自分に出来ることがあったら、力になる、と。
そして土曜日。
芽衣がやってきます。
朋也は一応、彼女とウッハウハだと、伝えますが、
芽衣は信用しません。
で、結局早苗さんと春原のデートに便乗することになります。
そのデートの最中、いじめられている女の子がいました。
けれど、春原はデートのことにしか興味が向かず、
無視しようとします。
芽衣は、幼い頃、苛められていた自分を何回も助けてくれた兄が変わってしまった、
そう思い、失望します。
芽衣は、自分が文通していた年上の会社員と会う約束をしている、という嘘をついて
春原に止めてもらおうとしますが、春原は気に掛けてはいましたが、
芽衣を追いかけることはしませんでした。
朋也はもう一押しすれば、ほっとけなくなる、と思い、
デートの感想などを芽衣に言わせようとします。
ですが、実際デートなどしたことない芽衣はボロが出てしまうことを恐れ、
朋也に彼氏の振りをしてもらうことにしました。
二人はデートをします。
それは二人とも本当に楽しんだものでした。
別れ際、芽衣は朋也のほっぺたにキスをしますが、
そのシーンを春原に見られてしまいます。
そこで、朋也は、実は文通していたのは自分で、
芽衣と付き合い始めている。
昨日から家に泊めている、と嘘をついて、春原を挑発します。
殴りかかってくることを信じて。
それでも春原は悪態を付くだけで、追いかけては来ませんでした。
酷く落ち込む芽衣。
次の日学校には春原はいませんでした。
学校には芽衣が来ていました。
兄が変わってしまったのはサッカーを止めてしまってから。
だから、サッカーが出来れば、また元の兄に戻ってくれるのではないかと。
芽衣はサッカー部の顧問や部員に、
春原をもう一度サッカー部にいれてくれないか、
もう一度チャンスを与えてやってくれないかと、懇願します。
断られても、まだ頼み続ける芽衣。
玉拾いまでさせられ、ボールをぶつけられ、
その後に待っていたのは、兄を嘲笑する言葉。
ああ ・・・マジで死ねサッカー部。
ずっと気丈に振舞っていた芽衣ですが、
ついに泣き出してしまいます。
朋也ももう堪えられなくなり、殴りかかろうとします。
そこで現れる春原。
芽衣を泣かせるんじゃねえぇぇ!!
サッカー部を追い返した後、
二人は殴りあいますw
お前にならまかせてもいいと思ったんだよぉーーーーー!!
お約束。だが、熱い。
あと一年、最後までここにいるよ。
一生のうち、一番大切な時間を過ごしているかもしれないんだぞ?
・・・くぅ。
不覚にも泣いてしまいました。
やっぱり普段ヘタレなやつが、
真面目な話すると、なんか来るものがありますね・・・。
光の玉ゲット!
これで8個になりまし・・・・ん?
おお!ついに道が開けたっぽいです!
タイトルメニューにAFTER STORYなるものが。
ついにCLANNAD最終章か!?
長かったようで短かった・・とかいうのはまだ早いか。
ではれっつごーです。
渚シナリオ終了後のお話。
渚はもう一度3年生を、朋也は古河パンの手伝いで、過ごしていきます。
渚と同じ学年には、合唱部の仁科や杉崎、そして智代がいます。
ですが、同じクラスにはなれませんでした。
この年は、正式に部員募集をすることが出来ます。
しかし、入部届けは一つも出されることはなく、結局
演劇部は廃部となってしまいます。
頑張り続ける渚。
学校でも友達が出来ることはありませんでしたが、
それでも遅刻や欠席をすることはありませんでした。
渚は古河の家では笑えたから。
そんな渚を見て、朋也はいつしか、
自分の力だけで、渚を守っていきたいと思うようになります。
そんなある日、古河パンの前の公園で、
かつて一度仕事を手伝ったことがある、芳野さんと出会います。
そのときのことを思い出す朋也。
そして今の自分が早苗さんや秋生に甘えている、ということを実感します。
芳野さんに頼み込んで雇ってもらえることにしてもらいます。
そして決意します。
これからは渚を自分の力で守っていく、と。
一緒にきてくれないか、渚。
寂しくなったら、ここに帰ってきたらいい。
いつだって、そうしてくれて構わない。
でも、俺はそうならないように頑張りたい。
俺の手で、おまえを幸せにしてみたいんだ。
俺だけの力で。
だから、そう決めたんだ。
な、渚。
ふたりで暮らしてくれないか。
渚は了承してくれます。
後は両親の説得。
早苗さんは快く了承してくれます。
あとは、秋生。
なかなか朋也言い出すことが出来ないでいます。
そんな中、朋也は秋生の人柄を知ります。
それは周りの人を笑わせることが出来る力。
人を、幸せにする力。
そして、自分は自分の力だけで、渚を笑わせてやりたい、そう告げます。
秋生は渚が了承したことを確認すると、
あいつが決めたことなら、何も言えない、そういいます。
始まる、二人の同棲生活。
想像以上にキツかった仕事。
それでも、渚のために朋也は頑張ります。
創立者祭当日。
この日は、二人で、学校の模擬店を回ろうと約束していました。
ですが、前日の一人でやった仕事でミスをしてしまっていた朋也。
一人、作業をしているという芳野の下へ急ぎます。
仕事は夕暮れ時に終わり、学校へ急いだ朋也。
しかし、もう創立者祭は終わっていました。
学校で待っていた渚。
こうなるかもしれないと思っていたといいます。
とうもろこしを朋也に渡して二人で食べようとお願いします。
翌日、朋也は仕事場に行くのが億劫でした。
自分のミスのせいで迷惑を掛けてしまったこと悔いています。
ですが、返ってきた言葉はよくやった、と。
自分のミスを悔いて、休みを放り出して芳野の下へ向かった。
今はその根性だけでいいと。
その日から仕事は順調に進むようになります。
そんなある日。
この町に、学習塾が出来る、という話が持ち上がります。
その講師は過去早苗さんの教え子だった先生。
早苗もそこの講師に来て欲しいと頼まれます。
早苗さんの学習塾に通っていた子供たちも、
その母親たちも、本当は早苗さんに教えてもらいたいのですが、
最近の早苗さんの疲れ具合をみて、新しい学習塾へ行くことを決めていました。
そして、ついに早苗さんの学習塾が終了する日。
早苗さんの教え子達を見送る日。
そのお別れの間、早苗さんはずっと笑っていました。
そして、もう振り返らない子供達を見送ると、
泣いてしまいます。
秋生は早苗さんに告げます。
何が一番かなんて決めるのは自分自身だ。
もっとわがままをいってやれ。
やりたいことをやればいい。
だから、叫べばいい。
わたしに、ついてきてくれ、と。
早苗さんは頷くと、子供達に、
自分の気持ちを伝えます。
あなたたちを、ずっと教え続けていたい。
だから、わたしについてきて欲しいと。
早苗さんの身を案じて、
身を引いていた子供達。
でもこのときだけは素直だった。
いやっほーーぅ! 早苗先生最高ーーーっ!
さなえっ、ボンバイエッ!
そうして慌しい時間が過ぎた。
今度は芳野さんの過去の話。
音楽以外では、道を踏み外してしまう少年。
だから、彼は音楽で食っていくことを決めた。
少年は恋をしていた。
新任の女性教師。
ずっと続けていれば、叶うから、諦めないでね。
そういってくれた彼女に。
別れの日、彼は彼女に告げた。
絶対にプロになって、帰ってくるから、
そのときには俺と付き合ってください、と。
すがるだけだった音楽が、目標になった。
そして彼の夢は叶った。
あるテレビ番組出演の依頼。
彼がファンの元を巡る、というドキュメンタリー。
自分の歌にすがって生きている人がいる。
その歌はも彼だけのものではなかった。
自分のためにやってきた音楽。
けれど、今は自分の歌を必要としている
たくさんの人々のために音楽を作っていかなければならない・・。
そう認識させられた。
彼の歌は変わっていく。
理想論から現実の苦汁を知らせる歌。
すべて、偽善。
自分は虚像だ。
生きたいなら、死ね、と歌う。
そんな矛盾から逃げるため、薬を使う。
足はすぐ着くことになる。
罪に問われ、牢獄へ。
彼が病院から出たとき、
もう居場所はどこにもなくなっていた。
毎日が絶望の淵。
そんな中ただ一つ願ったことがあった。
それはかつて暮らしたあの町へ還ること。
そこで再会したいつかの女性教師。
まだ・・・音楽は続けてる?
・・・ずっと続けていれば、叶うから、諦めないでね。
そう告げる彼女。
彼は泣いた。
この町は・・・今も、昔のままで・・・
そして、彼が夢を追っていた頃のままだったんだ・・・
少年だったときのままだったんだ
優しかった・・・
最初から、こうしていればよかったんだ・・・
ずっと、この町にいればよかったんだ・・・
ずっと、この人を好きで居続ければよかったんだ・・・
そして、ずっと・・・この人のためだけにラブソングを歌い続ければよかったんだ・・・
誰のためでもなく・・・
好きな人のためだけに・・・
その話を聞いた朋也は、
また芳野に歌を歌ってもらいたいと思います。
CDを出版。
それはインディーズで。
タイトルは「ラブアンドスパナ」
この町を題材にしたインディーズアルバム。
そんなある日。
渚は朋也と父親・直幸の和解を求めます。
二人とも強くなった。
二人でなら、どんことも乗り越えられる。
ずっと手を?いで居てくれと渚に頼む朋也。
そして父親と会う決心をします。
ですが、家族の食卓とはほど遠い、
気まずい雰囲気の食事になってしまいます。
朋也と直幸。この二人が和解することはあるのでしょうか・・・?
しばらく経ったある日。
朋也は現場監督見習いの推薦もされ、
順風満帆でした。
全てのことがいい方向に向かっている。
そんな日々。
直幸が警察に捕まってしまいます。
何かやばいものを取引していた、ということで。
そのせいで、推薦の話もなかったことになります。
また・・・バスケの夢を失ったあのときのように。
面会しても何も語らない父親。
朋也は正気ではなくなっていきます。
自暴自棄になってしまう朋也を、渚は優しく抱きとめます。
そして心が穏やかになっていく・・・。
いつもこうやって支えてくれる渚。
朋也は言います。
結婚しよう、と。
渚の両親に承諾を得に行く朋也。
やはり早苗さんは快く承諾してくれます。
秋生にはやはりなかなか言い出せず、
何故か野球勝負で勝ったら話を聞くという流れに。
最後の一球。
ついに朋也は秋生の球を打ち。
告げることが出来ます。
渚との結婚は、渚が学校を卒業後にすることにしました。
二人で過ごしたクリスマス。
家族で過ごした正月。
そして年が明けたころ、渚の体の調子が崩れてきてしまいます。
それは去年のように。
渚の卒業式。
ですが、熱は下がらず、
結局3学期は学校にいくことは出来ませんでした。
出席日数は足りていたので、卒業は出来ましたが。
卒業式に出ることが出来なかった渚。
そんな渚が気になった朋也は、
久しぶりに春原に連絡と取ります。
そして頼みがある、と。
ある日、朋也は渚に制服をきて欲しいと頼みます。
連れていきたい場所がある、と。
それは、学校。
桜並木を越えた向こう。
そこには二人を待つ人達が。
春原、仁科、杉坂・・・
そして、智代、杏、椋、芽衣、幸村・・・。
その日は古河渚とその親友一同の卒業式。
渚の長い、長い学校生活が・・・今、終わった。
一年ぶりに見る渚の涙。
それは悲しいからじゃなくて、嬉しいから零れ落ちた涙。
朋也が振り向くと、そこには秋生と早苗さん。
さらに公子さんや美佐枝さんもいました。
そして二人は手を?いて校門へ向かいます。
それは、一年前、朋也が望んだ、二人で手をつないで学校を歩く、
その夢が叶ったかのように。
春が過ぎ、二人は結婚しました。
渚は新しく出来たファミリーレストランで働きたいと申し出ます。
そこは合唱部の仁科も一緒に働くという職場だったので、
少し安心して、朋也は送り出します。
幸せな毎日。
ですが、朋也は漠然とした不安を拭い去ることが出来ません。
変わっていく町並み。
何もかも、変わらずにはいられず・・・何もかもが、変わり続けていく。
そしてそこには・・・渚も含まれているのだ。
2年前、俺は坂の下に立ち尽くしてた。
どこにもいけない自分に苛立ちを覚えていた。
抜け出すことのできない町が嫌いだった。
何もかもが嫌で・・・すべてが、変わることを望んでいた。
時間は流れて、俺は大切なものを見つけた。
そして、俺はそれを失うことを恐れている。
俺は、あんなにも変わること望んでいたのに・・・。
いつからか、変わらないことを望むようになっていた。
忙しい毎日。
そして・・・季節は夏。
朋也と渚の間には子供が出来ていました。
二人で頑張っていく日々。
そんな渚は、
自宅出産を迎えた夫婦の手記を読みます。
出来るならば、自分そう願いたい。
それは家族が一丸となって出産という作業を頑張ること。
そして、やっぱりこの町で生んであげたいと。
きっと、人生はいろんなことがあります。
汐は渚から、時には引いて、離れることもありますが・・・
でも、時が経てばまた満ちて、そばに帰ってきます。
ずっと、それを繰り返して・・・わたしは汐を見守っていけます。
そんな意味が込められた名前「汐」
その旨を両親に伝える。
そうして、みんなでひとつの幸せを形作っていた夏が終わる。
残暑の残る日。
渚が倒れてしまいます。
原因は不明。
2年前、そして春に渚を襲った発熱です。
秋生は大事な話があると、朋也を呼び出します。
変わっていく町を憂う秋生。
その場所だけは変わって欲しくなかった。
2年前の話の続き。
帰りの遅い両親の帰りを玄関の外で、いつも待っていた渚。
それは熱を出した、冬の日でも・・・。
それは渚の精一杯の訴えだった。
ずっとそばに居てほしい、そんな願いが込められた行動。
大切なものを失いかけて、初めて気づいた、自分達の過ち。
熱が下がらない渚。
皆が諦めかけたとき、
秋生は渚を抱いて、この場所に来ていた。
緑に包まれたような錯覚。
朝の光の中で、渚の目は開き、秋生を見ていました。
そう、その場所は渚が助かった場所。
助けてくれた場所。
すっとそばに居続けると、誓った場所。
早苗さんから悲痛なことを告げられます。
それは、この状態が続くのならば出産は危険すぎる。
最悪、母胎の生死に関わることになる。
そんな話でした。
渚を失ってしまうのが怖い朋也。
それでも渚は、強く、母であろうとします。
どうすればいいのかわからない。
早苗さんのアドバイスで、二人は少しの間距離を置きます。
秋生と酒を飲む朋也。
朋也は自分はどうすべきなのか、秋生に問います。
なぁ、朋也。俺はこう思うんだ。
結局、人が生きる意味は、家族や愛す人の中にあるんじゃないかってな・・・。
だから、俺達は・・・。
あの日、自分達の夢を諦めて、それを渚に託すことが出来た。
季節は冬。
朋也はあの場所の近くに来ていました。
そこには大きな病院が建つそうです。
そこには秋生が。
この病院の建設を止めれば、渚は助かるのだろうか・・・。
二人とも、渚の命と、この場所には何か関連があると、
感じ取っているようです。
正月。
春原たちが訪ねに来てくれます。
1月の終わり。渚の熱は上がり始めます。
それは、我が子に命を受け渡していくかのように・・・。
朋也は不安に駆られます。
そんな中、早苗さんから昨日から秋生が戻っていないと電話が。
あの場所で、秋生は切る予定の無かった木までを
伐採にかかろうとしていた業者を止めていました。
高い熱が渚を苦しめ続ける。
もう渚はぼろぼろに見えた。
これから先も戦うことなどできるのだろうか。
ただ、衰弱しきった顔で眠っている渚の顔を見ていると、居たたまれなくなる。
押し寄せてくる波は、そこまで来ていて…
今、さらっていこうとしてるのではないかと…。
渚の願い。
お腹の子を産むこと。
そして、この子と朋也と3人で生きること。
どうして、そんな未来さえ、夢のように思えるのだろう・・・。
そんな、普通の未来が…
そんな、ありふれた未来が…
もっと、普通だったら…
もっとありふれていたらよかったのに…。
渚の行く道は、いつだって困難に満ちていた…。
普通の幸せが…人よりずっと遠く…
…遙か彼方にあった。
生きること…
たったそれだけが。
いよいよ出産の時。
手をつなぐ二人。
渚が一番苦しんでいる時に、そうしてあげられることは救いだった。
何度も意識をを失い、痛みにまた目を覚ます。
目を覆いたくなるほどの残酷な仕打ち。
永遠に続くかと思われたその時間。
…聞こえてくる。
…泣き声が。
…赤ん坊の、泣き声が。
やけに青白い顔の渚。
不安を消すかのように、
一方的に渚に話しかける朋也。
…視界がぼやけていた。
いつの間にか、目に涙が溜まっていた。
そして、それが流れるのを止めることができなかった。
なんなんだろう、この不安は。胸の痛みは。
俺は、渚と穏やかに話をしたいだけなのに…。
この展開からいってこうなることは予測済みです、でしたが・・・
・・・うおおおおおお〜〜渚が・・・渚がぁーーーー!
くっ、Key・・・なんちゅうことを・・・。
それから五年。
朋也は仕事に没頭しています。
それは、現実から目を逸らすために。
汐を古河夫妻に任せて、ひたすら仕事。
失った人をどうしても思い出させる家族。
辛いのは自分だけじゃない・・・。
そう分かっていても受け入れることは出来なかった朋也。
早苗さんは週に一度は汐と朋也を会わせるようにしていました。
会う度に渚の面影を感じさせるように大きくなる汐。
季節は夏。
早苗さんは、汐に思い出を作ってあげたいと、
密かに朋也と二人で旅行に行かせようと、考えていました。
4人でいくつもりだった朋也ですが、
まんまと乗せられて、古河家には汐しかいませんでした。
一日目は二人の帰りを待って、古河家に留まっていましたが、
やがて、帰って来るつもりがないことを悟り、汐と二人で、旅行に出掛けることにします。
朋也にとっては辛い旅。
それでも、汐にとっては父親との初めての旅。
電車の中遊び道具がなかった汐に、
ロボットのおもちゃを買ってあげたり、
渚の話を聞きたい、と汐にいわれたり、
いろいろありましたが、旅は終着駅へ。
早苗さんの書置きに書いてあった、目的地。
一面の花畑。
そこで、楽しそうにはしゃぐ汐をみて、
ようやくいい思い出を作ってやることが出来た、とほっとする朋也。
ですが、汐はロボットのおもちゃを無くしてしまいます。
喜んでいたのもつかの間、
必死に探しますが、見つかりません。
寂しい思いのまま帰る。
結局、こうなるのか・・・そう思う朋也。
どうしても探すのを諦めない汐に、
あと30分だけ待つ、そう言い、
朋也は書置きに書いてあったゴール、岬へ一人向かいます。
そこに待っていたのは、一人の年配の女性。
彼女は岡崎史乃。
朋也の祖母に当たる人物でした。
そこで朋也は父親・直幸の話を聞くことになります。
若くして結婚した二人。
高校を中退し、働いて、朋也の母・敦子のために頑張っていたという直幸。
収入も少ない苦しい生活。
他人から見れば、何が楽しいのか。
それでも二人は幸せだった。
直幸は自分の力で愛する人を守って、生きていく・・・。
それだけで幸せだった。
そんなささやかな幸せの中、朋也は生まれる。
今まで以上に頑張る、直幸。
ですが、ある日、敦子が事故にあって・・・そのまま他界してしまいます。
直幸にとって立ち直れないほどの出来事。
それでも絶望するわけにはいかない。
朋也が残されていたから。
今、朋也が立っている場所。
その場所は、かつて
敦子を無くした直幸が、朋也だけは自分の手で育ててみせる、と
決意して、朋也と手を?いで旅立った場所でした。
直幸の本当の姿を知った朋也。
自分と同じ境遇でありながら、自分を立派に育てた父親。
汐の元に戻る朋也。
どうしてもみつからないおもちゃ。
汐は、初めて父親に買ってもらったものが嬉しかった。
そんな汐を見て、早苗さんに言われた言葉を思い出す朋也。
ずっと…ごめんな
長い間…ひとりにして…
な、汐
これからは、ずっとそばに居ていいかな…
………
…ずっとさ…駄目な父親だったけどさ…
これからは、汐のために頑張るから…
だから、そばに居ていいかな…
帰りの電車の中。
朋也は汐に渚のことを語って聞かせます。
そして、そのときの想いを思い出します。
ああ…今、俺は、痛いほどに思い出している。
俺は、あいつが好きだった。
本当に、好きだった。
誰でもない、渚が好きだった。
あの控えめな渚が好きだった。
たまに意地になる渚が好きだった。
笑顔がかわいい渚が好きだった。
そして…
いつだって俺のためにそばに居てくれた渚が好きだった。
朋也はここで、渚がもうこの世にはいない、
その現実を受け入れます。
帰ってきた朋也は、早苗さんに、
今まで汐を育ててくれたことへの感謝、
そして、これからは二人で頑張っていく、その旨を伝えます。
翌日、朋也にはやるべき事がありました。
父・直幸との和解。
7年の歳月を隔てて。
もう、休んだらいい。
自分をこうして育ててくれた。
だから、田舎の母親の元に帰ってやるのがいい、と。
あの日の誓い。
それを、いつのまにかやり終えていたことに気づく直幸。
今日まで、ありがとう…父さん
ああ…
じゃあ、いくよ
ああ。父さん、元気で
朋也も、元気で…
直幸は最後に、「朋也」と、そう呼びます。
朋也と汐。
二人の生活が始まります。
時間かかっちまったけどさ…
やっと、家族になれたよ、俺…
人を幸せにして、自分も幸せになる家族の仲間に…
夏が終わり、季節は秋。
休みの日には古河家を訪れるようになった朋也と汐。
早苗さんの姿が見えません。
なんでも友達と会っている、とのことです。
公園にいくと、そこには公子さんと・・・そして風子の姿が。
最近になって、ようやく目を覚ましたらしいです。
そして今はそのリハビリ中とのこと。
芳野さんと、公子さん、風子におめでとうと告げる、早苗さんと朋也
なんて、優しい町なんだろう。
しばらく経ったある日。
休日で、汐とどこかに出掛けようと想っていた矢先に、
風子が遊びに来る、という電話があります。
汐のことをいたく気に入ったようです。
・・・しかし風子はやっぱり面白いですねw
笑わせてくれます。
幼稚園の運動会。
それに出ることになった朋也。
汐にいいところを見せたいのと、
汐が頑張る姿を見たい気持ちで、楽しみにしていました。
運動会まであと一週間と迫った頃。
汐は熱を出して倒れます。
嫌な予感がよぎる朋也。
・・・汐の症状は、渚の時と全く同じでした。
下がらない熱。
運動会が過ぎ、時が立ってもそれは変わりませんでした。
仕事も止め、汐とずっと一緒に居続ける朋也。
汐は、またパパと一緒に旅行に行きたい。
そんな願いを口にします。
俺は…
俺たち家族は…
この町にただ、弄ばれてるだけじゃないのか…。
悪戯に幸せを与えられ…
それを簡単に奪い去られていく…
それで…あざ笑っているのだろうか。
俺たちが悲しむ姿を見て…
許せない…。
絶対、こいつだけは救う…。
こいつだけは…。
朋也が食料の買出しに外に出ていたときのこと。
秋生に連れられ、かつての場所へ向かいます。
渚を救ってくれたという場所。
ずっと、訪れていなかったそこには大きな病院、
そして行き交う人々。
今も感じている、この不安…。
大きな波に飲み込まれ…
愛する者と、離ればなれになってしまうという、不安。
それは、いつだって、町が変わっていく不安と共にあった。
もしかしたら…
オッサンが、瀕死の渚をここに連れてきた時…
その時から、渚はこの町と繋がっていたんじゃないのだろうか。
…そして、その子である、汐も。
・・・この町と、住人に幸あれ。
3日間の高熱。
二人はもう一度旅行にいくことを決めます。
・・・ってメチャメチャ嫌な予感するんですけど・・・・。
この展開は・・・ゴールやんけ・・・。
振り出す雪。
二人は歩いていきます。
でも、駅は遠くて・・・。
どこへもいけない二人。
俺は…
一体どうしようというのだろう…
こんな場所で俺は…何をしているのだろう…
あの花畑は遠く、届かない…。
そこで、はしゃいで遊ぶ汐の姿まで、届かない…。
今度こそは、一緒に遊ぼうとしていたのに…
あの夏の日よりも…
俺たちは、仲良く遊べるはずだったのに…
だって、俺たちはもう…親子だったから。
ふたりで、生きていたから。
幻想世界
ここで幻想世界が。
幻想世界の話は、現実世界の話とリンクしているようですね。
恐らく最終章。
雪に埋もれた「僕」・・・そして「彼女」。
彼女は人でないものに移り変わっていく・・・。
それはこの世界そのもの。
そして自分も、かつて遠い世界に存在していた。
幻想世界に光は向こうの世界の住人達の想い・・・
そして、同じように、向こうの世界では、彼女の想いが、
光として現れている・・・。
…だから今度は、違う誰かを助けてあげる番…
………。
…いい?
…きみは今から、この世界での意識を閉じるの…
…そうしてこの世界から去るの…
…そして…向こうの世界で、いろんな物事が始まる前の…大切な日に目覚めるの…
…ここは、その日がある場所なの…
…そこが、長い旅の果てに、辿り着いた場所なんだよ…
…でも、ここでの記憶は何ひとつ持っていけない…
…だから、またすべては同じ結果になってしまうかもしれない…
…けど、もし…助けたい人がいるなら…
…向こうの世界で光を探して…
風の中、音が聞こえてきた。
それは、僕に遠い世界のことを思い出させた。
遠い春の日の思い出。
穏やかで、優しい陽だまりの中で、歌った唄があった。
短い時間の中で…
小さな家族で歌った唄があった。
彼女の口が小さく動いていた。
その唄を歌っていた。
…だんごっ…だんごっ…
小さい命に、ずっと聞かせていた歌。
僕も歌った。
ふたりで歌った。
歌い続けた。
彼女が笑う。
僕も笑う。
ずっと…
ずっと、こうしていられればいいのに。
一際強い風が、僕らを薙いだ。
僕の体が…ばらばらに砕けた。
その中で、僕は彼女の手を求めた。
ずっと、つないでいたかった。
彼女が僕を見て叫ぶ。
さようなら、パパ・・・。
・・・・。
ってパパ!!??
幻想世界の少女は汐だった??
・・・・・。
そうか・・・。
クラナドの話は、全てここから始まっていたんですね。
汐を亡くした世界。
汐がこの幻想世界と繋がって、全てを思い出す。
そして、ガラクタの「僕」であり、「岡崎朋也」であった者は、
ここから旅立ちます。
彼女の「光」を探す、長い、長い旅の始まり。
それは大切な人・・・渚を救うための果てしない旅。
っていうかすげー・・・。
渚シナリオで渚が演劇の最後で歌った歌・・・だんご大家族。
あれが、本当に幻想世界で、歌われていたなんて・・・。
すごすぎ・・・。
幻想世界についてはよくわかってないところもあるんですが、
今の解釈では、
幼いころの渚はあの場所で、「町」と繋がった。
町と繋がる・・・それは幻想世界と繋がること・・・かな?
多分それで、渚は幻想世界の出来事を知っていたのでしょう。
そして、渚が他界し、生んだ汐。
彼女は生まれたときから、町とずっと繋がっている状態だったのではないでしょうか。
ここらへんはよくわからないんですが、
幻想世界の少女は、最初から存在はしていたが、最初は少女ではなかったのではないかと。
幻想世界の少女があの形に収束したのは・・・汐が生まれたとき、かな?
そしてこのシナリオのラストによって、汐が死んだとき、
汐と少女は同化する。
で、幻想世界の少女は全てを思い出す。
こんな感じなんじゃないかな〜・・ああ、ダメだわかんねぇです。
しかもなんか解決してないしー。
でも、これで目的が分かりました。
光を集めること。
きっとこれで、渚を救えるはずです。
・・・
・・・・。
秋生の玉げっと。
AFTERをもう一度やったら秋生シナリオにいきましたね。
そして、AFTER STORY終盤。
渚の出産シーンにて、奇跡が起きます。
夢か、幻か。
一度目のAFTER STORYのように朋也は
渚と出会った坂道の下にしました。
そこで渚の名を呼ぶ朋也。
俺達は坂を登っていく。
見上げる坂の向こうは・・・光に包まれていた。
大好きな笑顔が消えていく。
声がして、手を引かれた気がした。
光が全身を包んでいく。
お連れしましょう・・・。
この町の、願いが叶う場所に。
ああ・・・今、終わる。
町の思いに連れられて、
その長い、長い旅が。
手を伸ばす。
無数の・・・光とともに。
一度は目を閉じてしまった渚。
気づいた時、朋也は渚の手を掴んでいました。
消えたと思った、その手を。
渚は生きていました。
父としての最初の仕事。
汐を産湯につけてあげる朋也。
こいつが、これから歩んでいく道。
それがどんな険しいもので…
そして、どんな長いものであっても…
きっと、強く生きていく。
そんな気がした。
渚が何かに気づき、窓の外を見てください、といいます。
そこには雪・・いや、たくさんの光が降り注ぐ風景。
【渚】「もし…」
【渚】「町に人と同じように、意志や心があるとして…」
【渚】「そして、そこに住む人たちを幸せにしようって…」
【渚】「そんな思いで、いるとしたら…」
【渚】「こんな奇跡も、そんな町のしわざかもしれないです」
いや…奇跡はこれからたくさん起こるのだろう。
そんな気がしていた。
【渚】「でも、それは奇跡じゃないですよね」
【渚】「町を大好きな人が、町に住み…」
【渚】「人を好きな町が、人を愛する…」
【渚】「そんな、誰にでもある感情から生まれるものです」
【渚】「この町だけじゃないです」
【渚】「どんな町だって、そうです」
【渚】「わたしたちは町を愛して、町に育まれてるんです」
【渚】「そう思います」
【朋也】「なぁ…」
【朋也】「町は、大きな家族か」
【渚】「はい。町も人も、みんな家族です」
【朋也】「そっか…」
【渚】「だんご大家族です」
ああ…そうか。
そうだったのか。
渚はもしかしたら、出会った頃から…
いや、もっと昔から気づいていたのだろう。
だから、渚は誰も嫌いにならない。
誰のためでも、一生懸命に頑張る。
それは、家族だからだ。
【渚】「朋也くんも、そろそろ、だんご大家族、好きになってほしいです」
【朋也】「もう十分、好きだよ」
【渚】「本当ですかっ」
【朋也】「ああ」
【渚】「じゃあ、今から、汐ちゃんのために、歌ってあげましょう」
【朋也】「マジ…?」
【渚】「はい」
【渚】「だんごっ…だんごっ…」
ひとりで歌い始める渚。
思わず笑ってしまう。
そして、俺も途中から合わせて歌った。
ずっとずっと歌っていよう。
今日からの思い出を…
この子と…
この町のために。
・・・・。
・・・・・。
おお・・・。
えがった。
えがったですよ。
渚が死ななくて、ほんっと良かった。
そしてエンディング&スタッフロール。
・・・この歌、最高。
花畑の中、満面の笑顔で、走り回る汐。
それを優しい顔で見守る朋也と・・・渚。
ここで、いままでのシナリオ各キャラのCGが流れます・・・。
うう〜。なんかいいなあ・・・。
杏、ことみ、風子、智代、椋、美佐枝さん、有紀寧、早苗さん、
公子さん、春原、芽衣、芳野さん、幸村先生、勝平、秋生・・・
やべえ、嫌いなキャラいないよ・・・。
みんないいやつだよ。
祖母の元へ、汐を連れて行く朋也と渚。
祖母は優しい笑みで、汐の髪を撫でる。
それは思い出すかのように、
幼い朋也と手をつないで、あの場所から旅立つ直幸の姿・・・。
そして、CLANNADエピローグ。
オチは・・・風子かよ!(笑)
病院に定期健診に向かう風子と公子さん。
病院の前で、可愛い匂いがすると、風子は駆け出します。
そして、その場所には・・・。
13個の光の玉は、幻想世界の少女として、この町に生まれ変わりました。
タイトル画面にはその少女の姿が。
この少女は渚とも一度繋がったのだとは思いますが、
基本的には、汐ルートの汐なのでしょう。
汐ルートより成長しているように見えるのは、
・・・うーんなんででしょう(汗)
タイトル画面で流れる曲の名前も汐ですし、
この少女は汐であるとは思うのですが・・・。
幻想世界でも冬が来たように、緩やかに時間が過ぎていた、と仮定すると、
朋也が光を集めている間の分、成長した、とかでしょうかね?
このエピローグは、さきほどの渚トゥルーエンドの後日談だとは思いますので、
この世界には汐が二人存在することになります。
・・・まあ、いいや!
とりあえず、終了〜!です。
まだ細かいところや、試してみたい選択肢とかもありますが、
一応、クラナドはクリアしたと見ていいでしょう。
長かった・・・。
僕はただでさえ読むの遅いですし、
さらに今回は待望のクラナド。
さらにさらに、この日記風感想。
んー1シナリオ6〜7時間としても、
メイン5人+サブ・・・10人?かな。
+アフターストーリー
で、合計70時間ぐらいかかったかも・・・。
うひゃー。
Fateより時間掛かったかもしれないですねぇ。
それでも、これだけやってダレることなくプレイできたのは、
ギャグ部分が豊富(主に春原関係)だったのと、アフターストーリーの展開でしょう。
で、簡単な感想を言っちゃうと・・・。
流石Key。
流石麻枝氏。
流石折戸氏。
もう感動しまくりでした。
期待通りのものを提供してくれましたよ。
ギャグについては期待以上でしたが(笑)
・・・ふうぅ・・・疲れた。
とりあえず、日記風感想はこれにて、終了です。
各シナリオ感想、総評については、別ページで、改めて。
ではでは〜。
2004/4/28〜5/09
|