オリジナルルール


ここでは僕達が独自に考えたルールを説明します。
まあここのメインかもしれないですね。
ちょっと複雑なルールもありますが慣れるとなかなか楽しいですよ。
基本ルール&ローカルルールを知っているという前提で説明していきます。

 

 

10スキップ

まずは簡単なルールから説明しましょう。10スキップとは10を出したら次の人の番を飛ばせるというものです。
…はい、そうです。UNOからパクリました。10の2枚出しなら2人いっぺんに飛ばせます。
結構忘れがちなのですが意外と使える技だと思いますよ。とくにタイマンの時には8と同じように使えますし。
あと10革命もかなり強力でしょう。4人飛ばせるわけですから。

 

フルハウス

その名の通りです。2枚出しと3枚出しを一度に出せます
もちろんポーカーからパクリました。意外と使用頻度が多い技ですね。
例えば8・2枚と4・3枚のフルハウスの上にさらに出したい場合は8+4=12で
合計が13以上のフルハウスを用意しなければなりません。
実はこのフルハウス、これ自体でも十分強いんですが、もう一つ付加効果があります。
それについては後述のルール、「High&Low」で説明します。

 

ツーペア

これもその名の通りポーカーをパクリました。ただし、
ただ2枚出しを2ついっぺんに出せるというのは強すぎるので
「全て同じ色」という条件が追加されました。フルハウスより出しづらいですが
出したときにはほとんど返されることはないでしょう。
付加効果はいろいろ考えられましたが全部没になりました。

 

ジョーカーシフト

この「闇富豪」の醍醐味の一つでもあるルールです。少し難しいですが面白いルールですよ。

ここで場のカードが流れていく場所を「墓地」と呼びます。
普通、カードを場に出して流れた場合この墓地へいくわけです。それはジョーカーも同じなのですが、
このルールではジョーカーは使っても墓地に行きません。
ジョーカーを使って場が流れた場合、ジョーカーを使った人の前の順番の人にジョーカーが渡ってしまいます
これがジョーカーシフトです。そう、ジョーカーは常に誰かが持っているのです。
じゃあジョーカーってずーっとなくなんないのかよ!と思いました?
そこでハートの3「ジョーカー切り」の出番です。ローカルルールではあまり使えませんでしたが、
「闇富豪」では大活躍です。ジョーカーを切れるのはもちろん、ハートの3が場に出て流れた時点で
ジョーカーは墓地に捨てなければなりません。例えばゲーム開始直後にハートの3を出した場合
使う間も無くジョーカーは墓地に行ってしまいます。僕達はジョーカーは2枚でやっているのでかなり痛いわけです。
ジョーカーを2枚持っていたとしてもハートの3がなければいつ無くなるか分からない。
でも使ったら隣のやつに渡っちゃうしなあ〜。といった感じで楽しんでください。

 

High&Low

これも醍醐味の一つです。これが発動する条件はフルハウスか3枚出しを出した時です。
フルハウスか3枚出しが通った場合、最後にカードを出した人がやるかやらないかを決めます。
回数はフルハウスは一セットにつき2回、3枚出しは一セットにつき1回行なえます。
場が流れるまで回数は蓄積されていきます。

High&Lowの内容は、まず全員カードを1枚手札から選びます。
それを裏返しに手に持ち、いっせいに表にします。そのカードの中で一番弱いカードを出した
人に出たカードが全部渡されます
。ただし出たカードの中にJがあった場合カードの強さは逆転します。
つまり一番強いカードを出した人にカードが全部渡されます。
Jが2枚出た場合は元に戻ります。
ハイアンドローではジョーカーは使用禁止ですが2はオーケーです。同じ数字の場合は
色の強さ、スペード、ハート、ダイヤ、クラブの順で決まります。

 

回転

回転が発動するのは連番を出した時です。
3枚連番の時は1枚回転、4枚連番のときは2枚回転
が出来ます。連番を最後に出した人にやるかやらないかの決定権があります。
回数はHigh&Lowと同じように蓄積していきます。

回転の内容は手札から回転させたいカードを一枚(4枚連番の時は二枚)選びます。
これは全員です。それを裏返しにしてみんないっせいに自分の前の順番の人に
そのカードを渡します

こんな感じのルールです。普段使う分にはそんなに意味は
ないかも知れません。みんないらないカードを回転に使うので
同じ数字のカードが返ってくることも多々ありますし。
このルールの真の利用法は一枚待ちをしてる人がいる時です。
一枚待ちとは、最後にカードを一枚だけ残して出す機会を待ってる状態です。
この時回転を起こしその人に2orジョーカーを渡すと…はい、大貧民決定ですね。
まあもう一回回転が起きれば助かることもありますが、まず起きない、起こさないでしょう。

 

7Finish

これも「闇富豪」の醍醐味となったルールです。
個人的にはかなりお気に入りのルールです。

ルール自体はそんなに難しくありません。7を4枚出した場合その人は
大富豪になります
。すでに上がった人がいても、それを蹴落として大富豪
になれるのです。ただしこの場合の7・4枚というのはジョーカーを使わないで4枚という意味です。
ジョーカーを使った場合はただの革命になってしまいます。
通常配布される手札に7が4枚くるということはめったにありませんが
「闇富豪」では7を手に入れる機会は結構あります。
出したときの見返りは大きいので狙う価値は充分でしょう。
前述のHigh&Lowや回転、あと後述のルールでも7を手に入れる
チャンスがあります。無論みんな7Finishのことは承知の上なので
警戒して出さないことの方が多いですが…。

ちなみに7がせっかくそろったのに切るカードが無いので出せず終い、というのも結構あります。
7をそろえるのに強いカードを使い切ってしまう場合がかなり多いです。
この時の悔しさはかなりのものです…。
あと7Finishはちゃんと革命の効果もあります。
出した本人には関係ありませんが、他の人には大問題ですから。

 

2連続切り(ネクロ)、3連続切り(強要)

 

2連続切り(ネクロ)

ある人が2回連続で切った場合、その人はネクロを行なうことが出来ます。
行なうことを選んだ人は、1ターン休む代わりに墓地から好きなカードを
1枚手札に入れることが出来ます

ジョーカーも拾えますが、その場合シフトはしません。使えば墓地に行きます。

8切りや10スキップを使えば大貧民でもできるので結構使用頻度は高いかもしれません。
僕達の場合、もっぱら7を拾うことに使われています。

 

3連続切り(強要)

ある人が3回連続で切った場合、その人は強要を行なうことが出来ます。
1ターン休むかわりに欲しいカードのマークと数字を宣言してそのカードをもらえます
その時カードを出すのは次の順番の人です。
ジョーカーも可能ですが、そのために使うことはあまりありません。
やはり7を奪うために使うことが多いですね。
7を集めるためはもちろん、7がそろった人から奪うことも可能ですから。

ちなみに宣言したカードがもう墓地にあった場合無効となります。
僕達のルールでは墓地は一番上のカードしか見えなくなっているので
実は結構記憶力が重要だったりします。

 

生革命、革命ロック

ジョーカーを用いない革命を「生革命」といいます。
これはそのターンに限りジョーカーを用いた革命では返せなくなります
「生」は「生」でしか返すことは出来ません。

5枚だしを行なうと「革命ロック」が発生します。
革命ロックはそのゲーム中ずっと続いて、4枚だしをしても革命ではなく
ただの4枚だしになってしまいます
。大富豪殺しですね。
これを解除するにはもう一回「革命ロック」を起こすしかないです。

 

 

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