ローカルルール


大富豪の基本ルールを知っているという前提で説明していきます。

ローカルルールとは各地域ごとにあったりなかったりするルールのことです。
ここでは僕達が実際に使っていたローカルルールだけを説明します。
とはいっても有名なローカルルールは全て使用しているとは思いますが…。

 

しばり

もっとも有名なローカルルールですね。
例えば場に出ているカードがハートの5だったとします。
その次の人がハートの9を出しました。この時ハートの「しばり」状態になります。
「しばり」になると次の人はしばっているマークのカードしか出せなくなります。
しばりは2、3枚出し、連番の時にも可能です。


しばりには「片しばり」があり、例えば、場にスペードとクローバーの6の2枚出しがあるとします。
次の人がスペードとダイヤの10を出しました。この場合はスペードの方だけしばります。
このあとダイヤのしばりを加えることも可能です。
しばりは場のカードが切られる(流れる)となくなります。

僕達は3枚出しのときはしばりは無くしていました。
3枚出しはそれだけで結構強力ですし、せっかく3枚出しの上に3枚出しを
出せるというときにしばりがあってはなかなか出せません。
まあ、実は僕達のオリジナルルールでは3枚出しに別の意味もあるので
なるべく出しやすくするための手段なのですが…。

なお「片しばり」についてはもしかしたらオリジナルルールかもしれません。
いつのまにか僕達の間では当たり前となっていたのですが出所が不明ですので…。

 

階段

おそらくしばりを知っている人なら80%知ってるローカルルールでしょう。
例えば今、場にハートの9があるとします。次の人がスペードの10を出しました。
この時「階段」状態になります。この次の人はこの例の場合Jしか出せません。
その次の人はQしか出せません。つまり場のカードの一つ上のカードしか出せなくなります。
場が流れるまで続きます。
階段もまた2,3枚出しの時も可能です。2,3枚出し階段はかなり強力ですよ。
連番の場合は地域によって違うようです。
おそらく無しのところが多いかと思いますが、僕達の場合は4・5・6の上に7・8・9と出す
ような場合のみ階段になるようにしていました。

これは多分僕達だけのルールだと思いますが、「階段は最初の一回しか発生しない」
ことにしていました。つまり場に何も無い状態からまず切った人がカードを出します。
階段が可能なのはこの次の瞬間だけ、ということです。
何故このようにしたかというと、ちょっと強すぎるからです。
階段はしばりや他のローカルルールに比べてかなり大富豪にとって不利なルールです。
バランス調整のためこのような制限をかけてました。

 

8流し(8切り)

これも有名ですね。使い方も簡単です。8を出せば場を強制的に流し、自分の番になります。
2,3,4枚出しでも可能です。8革命は例え大富豪が2を4枚持っていても防げません。
出した瞬間に流れてしまいますので、強力です。
連番に組み込む場合は結構地域によって違うようです。
8が入っていれば流せるところもありますし、6・7・8や8・9・10のように
最初か最後が8ならば流せるというところもあります。
僕達の場合は連番に8を組み込んでも強制流しは無しにしていました。
連番だけでも結構強力ですしね。
階段の場合は無効となってしまいますのでご注意を。

 

J小革命

これは…どうなんでしょう?有名なんでしょうか…。
実はこのルール結構長い間知らなかったんです。
でも、知ってからはこれは面白い!と早速取り入れてました。

Jを出すと場がいったん流れる(切れる)まで「革命」が起こります
2,3,4枚出しも可能です。連番に組み込んだ場合は無効です。
大貧民が切るチャンスになるカードですね。
本物の革命が起こっている場合は革命返しを1ターンだけ起こすことになります。

僕達独自のルールとしてはとくにありませんが、階段の場合はJ小革命の効果
は無効になります。

 

ハートの3、ジョーカー切り

ハートの3で単体で出されたジョーカーを切れるというルールです。
地域によってはスペードやダイヤというところもあるようです。
ジョーカーを切れる唯一の手段ですが、意外に使う場面がないのが痛いです。
というのもジョーカーは「2より強いカード」として使うよりも「オールマイティー」
として使う場合の方が多いからです。しかもジョーカー切りというルールがあっては
まずジョーカーを単体では使いません。

ただし、僕達のオリジナルルールではかなり重要な役目を果たします。
ジョーカー切りという効果は変わりませんがジョーカーの使い方がかなり変わってますので。

 

スペード3始まり

手札にスペードの3がある人はゲームの最初に出さなければいけません。
その時に他の3と一緒に出したり4・5と連番も可能です。
いきなり革命!なんてことも可能です。 地域によってはハートだったりダイヤだったりします。
また、スペードの3を持ってる人は何を出してもいいというところもあるらしいです。

 

階段しばり

その名の通り階段としばり両方が発生してる状態です。
これが決まるとほとんど出せないでしょう。まあなかなか出せるものではないですが…。

 

 

以上で僕達が使ってるローカルルールの説明は終わりです。
他にもあるぞ!とかこれ違うだろ?とかあるかもしれませんが
あくまで僕らが使ってるローカルルールですので御了承ください。

 

 

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